こどもクリニック四方山話
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

読者の広場:2019年8月号

 「読者の広場」はコミュニケーションを目的とし、実際に寄せられたメールと院長のコメントを紹介するコーナー。新聞発行に合わせて、毎月1回提供しています。病院とのかかわりあいのヒントを掴んでください。

━─━─━─━─━─

2019年7月  312号: NEWSのPDFはこちら!

 

 先月は6 通のメールをいただきました。またFaceBook にもコメントあり

がとうございました。

 

 まずは7 月18 日KHB「手足口病」を見た、青葉区の會○さんからです。

 

「ご無沙汰しております。會○麻○、幸○ の母です。

 昨日、ちょうどテレビで先生を拝見しまして、お忙しいと分かっているのにメールしてしまいました。相変わらずの男前でしたね、もう少しお話を聞いていたいくらいでした(^^) 

 近いうちに、麻○の日本脳炎第2 期?の予防接種に伺いたいと思っています。よろしくお願い致します。それから、幸○は週明けのバドミントンの県大会に出場します。少しでもいい報告が出来るといいのですが… 地区予選のようにはいかなそうです(^^;) 

 湿度の高い日々が続いております。先生、看護師さん方も菌に負けないように頑張って下さい!では、失礼します!」。

 

 院長の返事は次の通りです。

 「メールありがとう。お褒めの言葉?、ありがとう。日脳のワクチン待ってます。

 バドミントン県大会に行くだけでもすごい(^-^)/ 覚えていますよね。

 東日本大震災の時の心配のメール。未だに忘れませんよ。

 そして、こんななんでもないメールが本当は重要なんだと思います。かかりつけの医師になんでもない報告メールを送ることができる患者さんはどれだけいるのでしょう(笑)報告待ってるよ。」

 

 テレビで見ただけでメールを送る、普通は有り得ませんよね。でも当院では、そんな連携、コミュニケーションを求めています。東日本大震災の時、誰よりも早く中国から心配と激励のメールもらったことは忘れられません。

 山形へ転居した浅○さんからFaceBook 記事にコメントが寄せられました。

 

「私が働いている病児保育でもものすごいです。お尻もこんなに酷いなんて知らなくて、最初水痘!?!?と心配してしま

いました( 笑)。娘も既に2 度もかかり,,, 早く落ち着くと良いなぁと思います」。

 

 院長の返事は「テアシクチケツ病なんて下品な呼び方してるのは、先生だけだよ(笑)」と。

 

 手足口病は西暦奇数年に流行するって?院長が手足口尻(ケツ)病と呼んでるのは? 2 週間以上もウイルスが排泄されること知ってた?詳しい解説はQR コードを!これを読めば、あなたも手足口病の達人になれます(^-^)/

 次は名無しの権兵衛さんからの医療相談です。

 

 「8 才男の子です。朝体温が37,3 度くらいあります。微熱以外の症状は特になく、元気です。夕方37.5 就寝前36.8 でした。二日ほど同じような感じですが、風邪なのでしょうか?

 平常時は、36.9 度くらいだと思いますが、37.3 度程度の熱は、平熱と思っていい体温ですか?1週間くらい続くな

ら受診し血液検査とかした方がいいですか?」。

 

 アドレスからかかりつけの患者さんとはわかるので、優しい院長は(笑)名無しの権兵衛さんにもこう返事を書き

ました。

 

 「メールありがとう。まずは熱の基準というものを考えましょう。医学的には熱は37.5℃以上で、38℃満は微熱と呼びます。

 うちの子は平熱が36.5℃だから、37.3℃は微熱という人がいます。でも熱の基準は全員同じでなければなりません。また平熱の意味もほとんどなく、ちゃんと平熱を把握している人はません。

 外来で話をするのですが、30km 速度制限のところは、軽自動車でもフェラーリでも一緒です。スーパーカーだから50km でいいというわけにはいきません。

 熱だけが病気の指標になるわけではありません。必ず熱以外の症状や具合の悪さを伴います。普通に暮らしていれば心配はありません。ご主人が普通に暮らして、元気も食欲があるのに、熱を測るはずはありませんよね。

 どうしても心配なら血液検査をしますから、連れてきてください。一つだけ、名前ぐらいは伝えてくださいね(笑)」

 

すると早速返事が返ってきました。

 「川村先生。ご連絡ありがとうございました。また、名前も連絡せず大変失礼致しました。多少熱があっても本人が元気であれば余り気にしなくていいということですね。二日ほど熱っぽかったですが、今は元気なので今後もあまり気にしないようにします。子供の事を、気にしすぎだと自分でも思うのですが、心配性な私は悪い方へ考えてしまいます。

 川村先生のように親の不安な気持ちに対して、説明してくださる先生にはなかなか出会うことができませんが、この度メールでご相談でき不安も解消されました。ありがとうございました。」

 

 これが毎回書く、開業理念「お母さんの不安・心配の解消」の証明ですよ。いつでも相談承ります(笑)

読者の広場:2019年7月号

 「読者の広場」はコミュニケーションを目的とし、実際に寄せられたメールと院長のコメントを紹介するコーナー。新聞発行に合わせて、毎月1回提供しています。病院とのかかわりあいのヒントを掴んでください。

━─━─━─━─━─

2019年7月 311号: NEWSのPDFはこちら!

 

 先月は 5 通のメールをいただきました。

 

   まずは大和町の吉○さんからです。

 「いつもお世話になっております。吉○ 彩○、穂○の母です!

 旦那が先月から、また風邪からの咳が続いていて、「そろそろかわむら先生 に行ってきなさい!」と話をしていました。明日、旦那は仕事休みなので、診ていただきたいそう です。

 午前中早めに行くと思います。そして、私は仕事なので穂花も一緒に行きます。穂花は元気 なので、つきそいですが ( 笑 )、「子どもは診てもらわないのに、オレだけイイかなぁ」と心配?し ていました。なので、いちお先生にお伝えでした☆よろしくお願いします m(__)m」。

 

   先月もメールをもらった 30 分以上もかけて通ってくる吉○さんのご主人です。小児科は子どもだけと思いがちですが、 感染症は専門分野です。ですから感染症関係の発熱、咳、嘔吐、下痢などはお手の物で、大人子どもで対応が異なる ことはありません。

 大人も子どもも全部診るクリニックもありますが、そんな幅広知識を持っている医師はいません。 だから病院は診療科で分かれているのです。専門外まで欲張って診ることは、ある意味無責任です。生活習慣病など は、内科で診てもらってくださいね。

 ちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、大人が独りで来てももちろん大丈夫 です。どうしても恥ずかしいならなら、お子さんに付き添ってもらってください(笑)

 

  次も偶然同じ大和町に住む櫻○さんからのメールです。野球をやっている中学生が腰を痛め整形外科に通院してい

ました。一度症状が治まったのですが、再発したとのことで助けを求めて来院しました。仙台市医師会理事の整形外科医に相談して病院を探して紹介状を書いて受診させました。

 

 「おはようございます。

 先日は紹介状書いて頂き、ありがとうございました。昨日無事に受診して来ました。MRI とレントゲンを当日にも関わらず撮って頂き、とても丁寧に診て頂けました。本人専用のコルセットも作ることに なり、型取りもしてもらい、来週出来上がる予定です。

 先生に高校での 野球を希望してる旨を伝えたところ、「出来ない」とは言われなかったので 少し 安心しました。充秀もその言葉が 嬉しかったようで、日々のストレッチ等を 頑張って高校入るまで 体づくりを頑張るそうです。一応 メールにてご報告せて頂きます。後日また伺わせてもらい ます。ありがとうございました。」

 

 以前も何度か書きましたが、小児科医は子ども病気の総合窓口です。たとえ小児科の病気ではなさそうと思っても、 まずは相談してみてください。実際腕を痛がっている、目やにがひどい、耳から汁が出て来た、泣き方がおかしいなど、 どんなことでも気になれば連れて来ればいいのです。

 小児科で解決できないものは、場合によっては予約を取って、 さらに紹介状を書いてしっかり次の病院につなぎます。

 そうそう当院の紹介状には魔法をかけてあるので、「当日に も関わらず撮って頂き、とても丁寧に診て頂けました」となるのです(笑)

 高校からまた野球ができるように応援しているから!!

読者の広場:2019年6月号

 「読者の広場」はコミュニケーションを目的とし、実際に寄せられたメールと院長のコメントを紹介するコーナー。新聞発行に合わせて、毎月1回提供しています。病院とのかかわりあいのヒントを掴んでください。

━─━─━─━─━─

2019年6月 310号: NEWSのPDFはこちら!

 

 先月は2通のメールとFBに3件のメッセージをいただきました。

 

 まずは大和町の吉○さんからです。

 

 「いつもお世話になっております。

 先生、GWの中日も先週末もありがとうございました。溶連菌の尿検査ついでに、お話を聞いていただけて、ホッとしました。

 「遠くから来てるのに、これだけじゃもったいないから、相談ないの?」って…かわむら先生信者の私には、とても嬉しかったです( ´∀`) これだけ通ってれば、覚えていただいてますよね( 〃▽〃)(笑)

 実は、耳鼻科で滲出性中耳炎と言われて、けっこうショックでした。知ってはいたけど、目に見えないところなので、娘が聞こえにくかったのはかわいそうだったなぁと、いろいろ反省したりして。でも、先生のお話を聞いて、そんなに重く考えなくても大丈夫なんだと安心できました。私が待合室に戻ると、患者さんが増えていたようで申し訳なかったですが。本当にありがとうございました。

 娘たちは病院ごっこをすると、なんだかどこかで聞いたことある口調や手つきです☆先生にお世話になっているので、娘たちもすっかり信者ですよ(笑)。またお世話になります!ありがとうございました☆」。

 

 患者さんが思っている以上に、皆さんの背景まで理解しているつもりです。30分以上もかけて、何軒かの小児科を通り越して通ってくるのはなかなかできないことです。それだけ当院を頼りにしている証拠です。

 「お母さんの不安・心配の解消」を理念としているので、どんなことでも聞いて安心して帰ってもらいたいと思っています。でもなかなか患者さんからは聞きにくいものなのです。INET医療相談を通して、患者さんが医師に聞くことには勇気がいるということを知りました。今回は空いていることもあり、こちらから誘い水を向けたのでした。

 病院へ行って薬をもらうことはどこでも同じです。薬袋に安心が入っているかどうかが重要です。遠い近いは関係ありません。なんでも聞いて、安心をもらって帰ってください。でも大混雑の時には多少遠慮してくださいね(笑)

 

 話の続きとなるエピソードを1つ紹介しておきます。先ほども書いたように医療相談を受けていますが、かかりつけの患者さんから「日焼け止めに」関する相談がありました。さて、皆さんはどう考えるのでしょうか。

 

相談 : 1歳10か月女児。これからの季節、こどもの日焼け対策について質問させてください。外出時、顔や体など肌の露出部分に日焼け止めを塗ることは必須でしょうか?

 極力炎天下の外出は控えていますが、買い物に行く際などどうしても午前中の日が高い時間帯に外出せざるを得ない日もあります。娘は色白で、日焼けすると頬など赤みが出るように思います。

 以前に比べ紫外線量が増えていると言われていることや、赤ちゃんの頃から日焼け止めを塗ることが当たり前という風潮も気になり、どうすべきか悩んでいます。

感想・コメント : 以前風邪で受診した際に、赤ちゃんの肌に毎日ベビーローションを塗る必要があるのか相談させていただいたことがあります。

 時代の風潮とは反対に、不必要なものを使用する必要はないと教えていただき、とても安心しました。大変お忙しいとは存じますが、今回の日焼け止めの使用に関しても、先生の見解を伺えましたら幸いです。

 

回答:ご返事します。日常の生活では、日焼け止めは必要ありません。日光はビタミンD合成のために必要なものです。適度に陽を浴びることは必要なことです。

 もし紫外線がそんなに害があるものでれば、保育園のお散歩や幼稚園での外遊びも禁止にしなければなりません。日焼け止めを買えない熱帯の貧しい子どもたちは、皆紫外線の害で大変なことになってしまいます。

 ということで日焼け止めの必要はありません。ただし炎天下で遊ぶ、海や山の紫外線が強い場所で日に当たる場合には状況によって日焼け止めを使うことを考慮してください。そしてお母さんが子供の頃、外で遊ぶときや運動会、遠足などで日焼け止めを使ったかどうか親に聞いてみてください。紫外線がそれほどの害があるなら、プールも運動会、高校野球なんかとっくに禁止されているはずです。常識的な生活の中では、日焼け止めの必要はないでしょう。

 追加です。ヒリヒリ痛くなるほどや水ぶくれができる日焼けは防いでください。太陽の恵みという言葉をもう一度思い出してください。時に栄養の偏りと日に当たらない子どもで「くる病」が問題になることがあります。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>