こどもクリニック四方山話
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読者の広場:2022年6月号

 「読者の広場」はコミュニケーションを目的とし、実際に寄せられたメール・メッセージと院長のコメントを紹介するコーナー。新聞発行に合わせて、毎月1回提供しています。病院とのかかわりあいのヒントを掴んでください。

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2022年6月号  346号: NEWS PDFはこちら!

 

 

 先月はメール16通いただきました。相変わらず時節柄コロナに関する相談が多いのが特徴です。プライバシーに関わることですが、皆さんの参考になるものは匿名で紹介します。

 

  まずはお馴染み大和町の吉田さんから。

 

 「先生、今日はお世話さまでした!クリニックからの着信 があり、仕事後に嬉しくて二度見しちゃいました ( 笑 ) 

 そして、受付の福地さんからワクチンの予約 大丈夫でしたか?っていう優しい言葉に感動でした。先生に相談してから、ゴールデンウイーク明けに連絡しようと思っていたところでしたが、気にかけていただいてありがたかったです。先生は もちろん、クリニックの方皆さんからお守りいただいてて...。

 明日は◯◯◯が遠足なので、お弁当 とか、早起きさせなきゃとか準備とかいろいろシミュレーションでドキドキしていた私には、ホントにほっこりでした ( 笑 )。ありがとうございます。

 ワクチンの日は、私も行きます〜! ( 笑 ) よろしくお願いします!」

 

 クリニックからの着信を二度見するなんて、なんとありがたいことでしょう。そしてこんなメールをもらうと配信や CLINIC NEWS の励みになります。一面記事にも書きましたが、こんなかかりつけの患者さんにクリニックは支えら れているのです。

 

 続いては青葉区匿名さんから。

 「いつもお世話になっております、◯◯◯◯、◯◯の母です。主人がコロナ陽性 ( 発症 日は昨日 5/8) となり、熱症状もあり、保健所から今後の指示待ちで家庭内隔離してました。ので、私や子ども達も濃厚接触者となり、それぞれ離れて過ごしております...。

 質問です。子ども達には症状ありません。が、主人の感染可能期間を考えると、その間 (5/6) 学校には行っていたなと思い...その際に接した子は、大丈夫なのだろうかとやや不安に なりました。子どもらには症状ないし、周囲への感染の可能性は低い、という考え方で大丈夫でしょうか?

 ちなみに... 私は今日夕方に微熱、抗原検査では陰性でしたが、PCR もして、明日の結果待ちとなってます...」

 

 院長の返信「メールありがとう。家族に1人でも出るだけでも大変ですね。学校の件は発症していないし、保健所の判断になりますが濃厚接触者にはならないと思います。

 保健所機能を代行しているので、症状がなければドライブスルーでも構いません。お母さんは PCR 済んでいますが軽くても症状が出たり、解熱鎮痛剤が必要な時には当院受診で大 丈夫です。子どもたちの PCR 検査だけ、検査に加えて鎮痛解熱剤が必要なときもちろん当院で大丈夫です。保健所から連絡があったときには、保健所機能を代行していると伝えてください。

 まずはお大事に。不明な点は電話ください。」

 

 お礼のメール「お忙しい中、返信ありがとうございます。やはり、かわむら先生は心強いです。夜の検温で◯◯◯◯ も微熱だったのですが、今朝は平熱...私も平熱...???な感じで過ごしておりました。保健所から主人へは、入所先が決まったらお知らせしますの連絡までしかきておりませんので、教えていただいた件、伝えてみますね。」

 

 コロナに限るわけではありませんが、心配事があれば何でも相談してください。そんな患者さんとのコミュニケーシ ョンが、一面記事の講演の評価にも結びついたのです (^-^)/

 

 もう一つは奇跡的巡り合わせの紹介です。

 「先日は息子の咳症状の診察、ありがとうございました。

 まったく関係のない話で恐縮なのですが、偶然に驚いたことがあったので思わずご連絡しました。なんと、私が赤ちゃんだったころ、 健診等の主治医をしてくださったのが川村先生のようなのです!!!家族と話しているときに母子手帳を見せてもらい、驚いてしまいました。

 たまたま夫の転勤で引っ越してきた途中で、自分の主治医だった先生に息子をみていただくなんて偶然があるのですね!

 私の父も同時期に日立病院に勤務していたそうなので、なんだか縁を感じてしまいました。

 診察と関係のない話で失礼しました。また息子を診ていただくことがあるかと思いますので、今後とも宜しくお願いい たします。」

 

 1985 年から 8 年間茨城県日立製作所日立病院新生児科で働いていました。その日立病院の健診で診た赤ちゃんが、 母親になって赤ちゃんを連れてきたのです。開業後健診を受けた赤ちゃんが、お父さんやお母さんになって子どもを連 れてくることは珍しいことではありません。知っていれば別ですが、ほんと奇跡に近い巡り合わせです。

 日立病院は私 の小児科医人生の出発点で、講演では必ず紹介します。日立病院で学んだことが、開業理念「お母さんの不安・心配の 解消」の原点です。不思議な縁に大きく感動しました♪ (  ́θ ` ) ノ

読者の広場:2022年5月号

 「読者の広場」はコミュニケーションを目的とし、実際に寄せられたメール・メッセージと院長のコメントを紹介するコーナー。新聞発行に合わせて、毎月1回提供しています。病院とのかかわりあいのヒントを掴んでください。

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2022年5月号  345号: NEWS PDFはこちら!

 

 先月のメールは 1 通だけでしたが、Facebook の Messenger では 10 件を超えるメッセージ、相談がありました。

 この時期なのでコロナやワクチンに関し ての相談がほとんどでした。プライバシーに関わるので匿名で紹介します。

 

 青葉区の◯〇さんからの入院報告のメールです。

 「こんにちは、◯〇〇の母です。昨日は、看護師 さんに受付後にお電話出ていただけたおかげで、夜間救急へ行き、おしっこやっぱり出さずに血液 検査。紹介状をいたただき、本日、市立病院に入院になりました。

 先日時点で、白血球が 15000. 炎症が 6.6。抗生剤の点滴投与のためです。カテーテルでの採尿もするとのこと。ただ今クダを繋ぎ中 でギャンギャン声を聞いております...早く治れ!!取り急ぎご連絡でしたー。」。 

 

 夜間救急に行き入院になった報告です。何もわざわざ入院までの報告しなくてもいいと思っている人も多いでしょう。 でもこれがクリニックが求めているかかりつけ患者さんとのつながりです。とても嬉しい(失礼)をいただきました。 もちろん退院の報告ももらっています。

 

 大和町吉田さんから問い合わせのメールです。

「ご無沙汰しております!お久しぶりなので、確認の連絡でした。 

 〇〇と〇〇、日本脳炎と麻しん風しんの予防接種のお知らせがそれぞれ来たのですが、今までと同じように予約して大 丈夫でしたか?コロナワクチンと別曜日とか決まってましたっけ?

 あと旦那の、コロナワクチンの 3 回目なのですが、 先生のところで予約できますか?

 いろいろ質問でスミマセン。子ども達はしばらく元気にしてたので、どうだったっけ? と思って...。手数おかけします。」

 

 院長は「ワクチンの予約は今までと同じで希望日で大丈夫。ご主人 3 回目はも大丈夫❗️ワクチンの希望はある?」 と返信しました。

 つまらない(失礼)事でも何でも聞いて安心する。それが開業理念「お母さんの不安・心配の解消」です。 どんな事でも、気にしないで問い合わせて構いません。かかりつけですからクリニックを上手に使いましょう。 

 

 宮城野区の〇〇さんからのちょっとしたやりとりだけの紹介です。

 「かわむら先生、こんばんは。いつも、大変お世 話になっております。〇〇の咳が、一向に良くならず...。職場で、検査をすすめられ渋々受けてきました。翌日の結果 と思っていたら、定休日で下手すると月曜日に結果がきそうです。昨日、受診に間に合わず、仕方なく ( 笑 ) 浮気しち ゃいました。

 〇〇クリニックだったかに行き、レントゲンも撮りましたが、異常なし。あまりに、咳がひどいので、吸入薬いただきました。明日、〇〇のワクチン 2 回目の予定ですが、予定通りでいいのでしょうか?症状が落ち着いてから、後日でしょうか?

 お忙しいところすみませんが、お返事お待ちしております。よろしくお願い致します。」 

 

 「こんばんは。コロナ検査は月曜日結果出る、〇〇クリニックでは検査は?ワクチンは無理することはないけど。明 日の状況で考えましょう ‼️」 

 

「お返事ありがとうございます。検査結果は、明日が定休日なら、月曜日の午前中に出るはずです。〇〇クリニックでも、 検査はしていません。コロナのコの字も出ませんでした。ワクチンは、副反応が出たら症状紛らわしいので、別な日でも可能ならば、連休明けにでもいかかでしょうか?」

 

「その方がいいと思うよ!明日電話して」

 

 こんなたわいのない会話みたいなメール、とても大切だと思っています。意味あいは二番目のメールと同じです。人 は聞くこと、吐き出すことで安心するものです。遠慮なく、メール、Messenger などで吐き出してください(笑)

小児用コロナワクチン副反応調査(1回目接種)Vol.2

 かわむらこどもクリニックではコロナワクチン接種を推進しています。当院では接種に関する意識調査を2021年4回行い、前回は5〜11歳への接種に関しての意識調査も加えました。小児接種意識調査では年齢が下がった分だけ保護者の不安は増し、調査では副反応を心配する声が最も多くなりました。

 コロナ感染者は減少していますが頭打ちで、小児感染者の割合が高い状態が続いています。

 皆さんに協力いただいている5-11歳小児用コロナワクチン1回目副反応調査結果です。

 冒頭に窓口で行っている接種希望に関するデータも示してあります。

 接種を迷っている人は、是非参考にしてください。

 

 目 的:小児用コロナワクチン1回目接種副反応調査

 方 法:アンケート調査(Googleフォーム)

 期 間:2022年3月12日~4月20日

 対 象:当院で1回目接種を受けた5〜11歳児

 結 果:回答数   102件

 

 以下の設問はVol.1の続きです。

・副反応症状や不安で救急や医療機関を受診しましたか

受診した:1;1%

生活への影響について

・生活への影響はありましたか

軽度:7;6.9% 中等度:2;2.0% 強度:0;0.0%

 参考:12歳以上

強度:12;3.2%

・あなたにとってワクチンの副反応はどうでしたか(総合的)

中等度:2;2.0% 強度:0;0.0%

 参考:12歳以上

強度:12;3.2%

・2回目は接種しますか

考 察

 Vol.1にも示しましたように結果でも分かるように、問題となる副反応はほとんどなく、総じて12歳以上より軽微です。そして、全ての接種を受けた人が2回目接種を希望していることが何よりの証です。

 

 さて短期の副反応に関してはさほど問題はないことは理解できたと思います。ということで次はワクチンを接種するかどうかです。小児用ワクチンのオミクロン株に対する有効性はあまりデータがありません。

 

 最近米疾病対策センター(CDC)は小児病院31施設にCOVID-19で入院した小児患者のワクチン効果について報告がありました。報告の内容は次のとおりです。

  5~11歳の年代入院した患者群267人の平均年齢8歳、82%が基礎疾患を持っていました。内20人(7%)はワクチン完了者で、247人(93%)は未接種者でした。42人(16%)が重篤化し、2人にECMOが適用され、1人が死亡ししました。重篤化した42人中の38人(90%)はワクチン未接種者でした。5~11歳に対するワクチンの入院予防効果は68%でした。重篤化予防効果に関してはサンプルサイズが小さく分析には不十分でした。ただし、重篤化した患者のほとんどは未接種者でした。まとめとして、5~11歳の小児のオミクロン株による入院を約3分の2に減らしていたと結論されていました。(資料:BNT162b2 Protection against the Omicron Variant in Children and Adolescents., 30 March 2022. NEJM.)

 

 感染者は少しずつ減少傾向ですが頭打ち、地域によっては再び増加傾向を示しています。年齢構成では、相変わらず小児の割合が高いままです。

 小児での感染拡大を防ぐためにも、小児用コロナワクチン接種を考えましょう。

 

※コメント

 アンケートへのご協力ありがとうございました。皆さんのおかげで一つのデータとしてまとめることができました。 

 項目は多岐に渡るので、内容を区切っての報告となります。

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小児用コロナワクチン副反応調査(1回目接種)Vol.1:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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