こどもクリニック四方山話
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読者の広場:2021年4月号

 「読者の広場」はコミュニケーションを目的とし、実際に寄せられたメール・メッセージと院長のコメントを紹介するコーナー。新聞発行に合わせて、毎月1回提供しています。病院とのかかわりあいのヒントを掴んでください。

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2021年4月  332号: NEWS PDFはこちら!

 

 先月は 8 通のメールをいただきました。東日本大震災から10 年企画「あの日を忘れない」にも多くのコメントをいただき、ありがとうございました。

 

 まずは新年度から英国に赴任することになった青葉区の〇〇さんから連絡メールの一部を紹介します。

 

 「(略)ありがとうございます!もう 10 年経ったのかと思うと、信じられない気持ちでいっぱいです。震災の混乱の中、かわむら先生のクリニックは早々に開けてくださったのでどれだけ心強かっ たことか。

 今年の 3 月 11 日はビザセンターへ指紋登録のため東京におり、午後はそのまま大手町のオフィスで仕事をしていたのですが、10 年前のことを思いだしたり、つらい思いをされている方々 のことを想うと今でも胸がいっぱいになり、目に涙があふれてきてしまいます。(略)」

 

 この時期英国というだけで気が重くなることでしょう。書類はお餞別です。そして心配事があったら、海外からでも、 なんでも相談してください。感染に気をつけてください。

 

 続いては地震後に大きな不安を抱えたお子さんを心配する泉区の〇〇さんからクリニックに 1 本の電話が入りまし た。電話口のゆうまくんと、しばらく電話で話しました。後日、もらったメールです。

 

 「川村先生、いつもありがとうございます。喉を見てもらうときに「あー!」と声を出す〇〇ゆうまの母です。

 先日は、 ゆうまの「地震が怖くて、怖い気持ちがなくなるように病院に行きたい、川村先生とお話したい」という、無理な電話にご対応くださり、本当にありがとうございました。あとから考えたら、お仕事時間中でしかもお金にもならない、来院もしていない、電話で話してなんて、本当に失礼なお願いだったと思い、本当に申し訳ございません。

 にも関わらず、 嫌な雰囲気も出さずに子供と話をしてくださり、「おまじないとしてでも、薬だって言って出せるものもあるから、ひどくなるようなら来てもいいから」と仰ってくださり、本当にありがたかったです。

 最初はあまりに怖がるのでどうしたものかと思いましたが、まだ夕方になると「地震が怖い」とは言うものの、薄らいでも来ている様子で、「最後は困ったら川村先生におまじないのお薬を出してもらえる」という母にとっての砦が残されているところも母として心強くいさせてもらっています。

 普通の病院の先生にはお願いできないような電話でしたが、咄嗟に「川村先生なら応えてもらえるかもしれない...」と思わせていただいたのも事実で、甘ったれな考えで恐縮なのですが、今まで川村先生にお世話になり、いろいろな取り組みをされ、いろいろな情報を発信されてきたお姿を見ていたので、自然と「川村先生なら」 と思えてしまったのだと思います。

 あまりメールとかしないのですが、お礼をお伝えしたくて、こちらから失礼いたしました。もしかしたら、おまじない薬をお願いする日がくるかもしれませんが、コロナなどでお世話になることがないように、手洗いうがい消毒マスク徹底して参ります。

 先生、皆様、お身体にお気をつけて。それでは失礼いたします。 ありがとうございました。」

 

 嬉しいメールをもらったので、次のように返信しました。

 

 「メールありがとう。気にしなくても大丈夫ですよ。そのような要望に応えるのがかかりつけの小児科です。

 咄嗟に「かわむら先生」を思い出すことが大事です。「普通の病院 の先生にはお願いできないような電話」でも対応するのがかわむらこどもクリニックで、オンラインクリスマス会、「東 日本大震災から10 年」企画も同じです。

 小児科医は子どもの病気を診るだけでなく、「お母さんの不安・心配の解消」 も大事な役割です。今回のことも同じですよ。

 今回のような返事がもらえれば、満足であり、これから続けていくのに大きな励みになります。

 困ったらおまじないの薬を取りにきてください。CLINIC NEWSに載せたいので、よろしく!!」。

 

 するとまた返信がありました。

 

 「かわむら先生、お返事ありがとうございました (^-^) あたたかいお返事、痛み入りま す (ToT) 

 クリニックニュースに使っていただいても、他の優先して載せたいことができたときは使っていただかなくて も、ご都合よろしいようにしていただいて大丈夫です!

 子供たちが巣立つまで、ずっとお世話にならせていただきたいです (*^^*) これからもよろしくお願いいたします。」

 

 ちょうどいいタイミングで、先日取材を受けたインタビューが、4 月 3 日 Dr. サーチチャンネル(仙台放送) に掲載されました。「親子で学ぶ、ヘルスケア〜これからの 10 年に私たちができること〜」の「母親の不安・心配の解消と『かかりつけ医』の役割」です。

 内容は“ この 10 年で小児科を取り巻く環境の変化は” “「かかりつけ医」からの情報提供で求められていることは”“「かかりつけ医」と「患者」のコミュニケー ションで大切なことは”“「母親の精神的ケア」で大切なことは” などのインタビューです。

 まとめとして「自分の生活の範囲の中に、いつでも相談できる医師がいる、その医者は様々な相談に乗ってくれる、それがかかりつけ医です。

 心が繋がるような医療機関というのが理想的なかかりつけ医と私は思っています。」とコメント。

 

  今回のメール、インタビューも含めて、「読者の広場」で目指している「かかりつけ医」のカタチなのです。是非動 画をご覧ください。

 クリニックの理念が証明できたことをとても嬉しく思っています。ありがとうございました。

東日本大震災から10年 Vol.2

 3月11日で東日本大震災から10年を迎え、かわむらこどもクリニックでは、薄れてきた記憶、そして想いを伝え、震災を風化させないことを目的に「あの日を忘れない」を企画しました。 

 このような活動が少しでも社会に役立つことを期待しながら、改めて企画をブログで紹介することにしました。

 

・No.4 動画「止まったままの時計」;https://youtu.be/Ddvo5ze9r_Q

 2015年6月10日時の記念日に静岡第一テレビ「アイちゃん」で、2014年4月号「東日本大震災から3年-止まったままの時計-」が朗読されました。震災後の状況被災地巡回、生まれ故郷の気仙沼への医療支援の映像を加えて動画にしました。

 

・No.5 CLINIC NEWS特集号「東日本大震災から10年〜あの日を忘れない〜」https://bit.ly/2O7WFCi

 前回紹介したNEWS震災号の続きで10年目の特集号です。10年はとても大きな節目なので、「あの日を忘れない」企画として、ご協力を呼びかけました。お陰様で趣旨をご理解をいただき写真とメッセージと「花は咲く」動画の写真を合わせて50人以上の協力を得ることができました。

 

・No.6 動画「見上げてごらん夜の星を」:https://youtu.be/-y7v6LXwwEg

 これが最後の企画でが、未来へと続いていくものです。

 CM で使用された復興応援ソング「小さな星の小さな光が ささやかな幸せを うたってる」。震災への想い、加えてコロナ を乗り切るためのメッセージとともに、師匠とのサックスセッションで届けます。さあ、一緒に歌いましょう。

 個人的な企画にもかかわらず、多くの方々のご協力をいただき心より感謝します。

 現在の大きな問題は新型コロナウイルス 感染症です。これからも皆さんと共に手を取り合いながら、様々なことに取り組んでいこうと思います。

 

ありがとうございました。

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東日本大震災から10年 Vol.1

追:掲載が遅れましたが、記録として残します。

東日本大震災から10年 Vol.1

 3月11日で東日本大震災から10年を迎え、かわむらこどもクリニックでは、薄れてきた記憶、そして想いを伝え、震災を風化させないことを目的に「あの日を忘れない」を企画しました。 

 震災から10年、被災地の多くは一見すれば復興という言葉で表現できるほどになりました。しかしながら、まだまだ問題解消の見通しさえつかないところもあります。被災者のなかには、心の時計が止まったままの方々もいるに違いありません。

 “『あの日を忘れない』ことが、支援となると信じています。そして経験を伝え、未来に活かすことが我々に与えられた使命なのでしょう。支援のために誰もができると、医師としてできること、小児科医でなければできないことを考えながら企画しました。”

 このような活動が少しでも社会に役立つことを期待しながら、改めて企画をブログで紹介することにしました。

・No.1 ブログ「こどもクリニック四方山話」第1回「大地震だ!」https://ameblo.jp/kodomo-clinic/entry-10827639055.html...

 。発災2時間で第1回目の配信を行い、状況、情報を伝えました。全部で33編あります。かかりつけの患者さんからの報告や感謝の気持ちも伝わってきます。是非読んで、当時の状況を想像してください。

・No.2 動画「花は咲く」https://youtu.be/fy4162Mb62k

 復興応援ソングをクリニック、薬局、25人以上のかかりつけの子どもたちの協力を得て作成しました。是非、一緒に歌ってください(^-^)/

・No.3 CLINIC NEWS&ママゴン 

 ★かわむらこどもクリニックNEWS

 1993年創刊の院内報で、今月で331号は特集号「東日本大震災から10年」発行予定です。震災関連のNEWSを紹介します。

・2011年4月号「東日本大震災」:https://bit.ly/3bqhXE4

・2014年4月号「東日本大震災から3年」:https://bit.ly/3kVrqX6

・2016年3月号「東日本大震災から5年」:https://bit.ly/2MV9Tl3

 ★育児情報誌「ママゴン」

 愛知県東三河地域(豊橋市・豊川市・蒲郡市・田原市)の情報誌(23,000部発行)。2003年創刊時から「名医が語るお母さんへの手紙」を担当。小児科医の視点で病気だけでなく子育てに関する様々な話題を執筆。

・2011年5月号「東日本大震災被災地レポート」

https://bit.ly/2PKxFRV

・2021年2-3月号「東日本大震災から10年目を迎えて」:https://bit.ly/2O9Rkdy

 是非読んで、当時の状況を思い起こしましょう。

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・掲載が遅れましたが、記録として残します。

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