今回取り上げる季語は白靴で夏の季語となります。
私の中で白靴、正確には白皮靴ですが、といえば成人式に同級生が白スーツに派手なシャツ、そしてピカピカ光る白革靴で現れたことです。
その同級生は色々やんちゃをする先生泣かせだったのですが、長じて○○組(いまで言う反社会的組織)に属してしまっていたのでした。
その時に話をしてみると昔通りだったのですが、その姿を見て彼が遠い存在になってしまったなとという記憶が白靴とともに脳裏に残っています。
ではいつものように歳時記の例句を見ながら白靴という季語について考えてみたいと思います。
白い靴というさわやか印象からか、明るい印象の句が多くみられます。
また、夏の季語なので旅行や山登りに関する情景を詠みこんだ句が多くみられます。
この辺りを押さえるて作句するのが常套手段ですが、これらを押さえたうえでひとひねりした句ができればと考えています。
白靴や原爆ドームに頭垂れ
(俳句ポスト投句)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。