前回までは伊賀上野城についてのお話しでしたが、今回からは明治期に建てられた建造物についてお話ししたいと思います。
こちらの画像は三重県立上野高校の校舎です。
この建物は1900年(明治33年)10月に竣工(完成)しました。
建築様式は入口や窓などは洋風で、屋根は入母屋造の和洋折衷となっています。
この様式の建物は明治期に数多く作られ全国各地にあります。
小樽にある明治期の建物について以前の私のブログでも取り上げています。
こちらが校門を写した画像です。
門の作り自体は洋風ですが、門柱の上に目を向けると和風の屋根に模っており、ここにも和洋折衷の造りが取り入れられています。
校門の横には校門と校舎が三重県の有形文化財であることを示す石碑が2つ立っていました。
その石碑を読んでみると、三重県には上野高校と同様の様式の学校が少なくとも2校あったことが記されていました。
上野高校についてのお話しはこの辺りにして次回はもう少し時代が下った時期に建てられた建造物についてお話ししたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。