もんげーとぼっけいという方言を知っていますか?3 | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

では、前回の続きを始めさせていただきます。

 

備前、備中、美作出身者の違いを言葉にするのは難しいですが、話している当人たちも違いは分かっているのかどうかはわかりません。

 

 

さて、話を元に戻して、「もんげー」という言葉を彼らが実際使っているのか、注意して聞いていたのですが、「もんげー」という言葉を使っている場面に出会った記憶がありません。

 

 

しかし、「でえれー」はよく使っているように記憶しています。

 

また、「ぼっけー」は年長の人がよく使っているように記憶しています。

 

ただ、若い人でもより感嘆の度合いが大きい場合は「ぼっけー」を使っていたような気がします。

 

 

ここで、「もんげー」をあまり使わなくなった原因について私なりに考えてみると、岡山県の中でも岡山市近辺では若い人を中心に方言を使わなくなっているように思います。

 

岡山駅に降り立つと方言を使っている人が倉敷駅周辺に比べるとぐっと少ないように感じます。

 

 

そんなこともあって、岡山市のある備前地域で使われていた「もんげー」が廃れていったのではないかと推測しています。

 

最後に題名が岡山県の方言となっている岩井志麻子氏のホラー小説の題名を記して今回のお話しを終わりたいと思います。

 

題名は『ぼっけえ、きょうてえ』です。

 

 

題名の意味は皆様でお調べてみてください。

 

小説の中身も岡山弁満載ですので、興味のある方はご一読ください。

 

まだ読んだことはありませんが同じ著者で題名は「でえれえ、やっちもねえ」という本も出版されています。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今回でこのお話しは最後となります。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。