アメリカ生活で気づかされたこと(その1)3 | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

さて、前回からの続きをお話ししたいと思います。

 

自治会から庭(芝)の手入れをするようにレターをもらって、その内容について確認した週末に早速芝刈りをしました。

 

 

かなりさぼっていたので芝が伸びすぎていて一回ではご近所さんほどきれいに刈れず、何度か芝刈りをしている内にやっと隣家と同様の状態になりました。

 

また、庭には花などが植えられるように煉瓦で作った花壇があるのですが、いままで何も植えずにほったらかしにしていました。

 

そこで、家内に頼んでホームセンターで花を買ってきて、植えてもらいました。

 

 

その後も伸びすぎないよう毎週芝刈りをするようにしました。

 

 

幸いなことにそれ以降は自治会からのレターをもらうことはありませんでした。

 

 

日本では地域住民が街の美化を乱す一部の住民に対して改善を申し入れる文書を渡すことはまずありません。

 

市町村の役場や警察を通して美化を乱す住人へ改善を促すよう申し入れするのが一般的です。

 

このように地域全体で街の美化について各住民に要求する場所はいくつもあり、それは高級住宅街に限らず、中産階級が住む街でもあるようです。

 

因み今回のお話でご紹介した街は中産階級の人々が多く住む地域でした。

 

このように自分の住む街の美観は自分自身で守るという考えは自分の身は自分で守ると言って銃規制に強く反発するアメリカ人気質の一端を表しているのかもしれません。

 

アメリカ人は服装についてはうるさく言われないという考えの延長で家や庭の外観もうるさく言われないと思いこのような失敗をしてしまいました。

 

 

海外に住む時は先入観で決めつけず周りの様子や近所の人たちとよく話して、実際にそこに住んでいる人たちがどんな考えを持ち、どんな生活をしているのかを理解しながらその場所に溶け込んでいかなければならないという教訓になりました。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

3回にわたるこのシリーズも今回が最後となります。

 

このシリーズを最後までご講読いただきありがとうございました。