米国では日本の常識が通用しない4 | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

では、前回に続きで具体的にどんな点が日本と違うなと感じたかについてお話させていただきます。

 

まず、一つ目は注文を受けた店員が辞めてしまったので、店の倉庫に置かれたまま誰も代わりに発送しようとしていなかったこと

 

二つ目は注文したソファーが届かないために再度訪れた時に応対した店員が特に悪びれもせず、その店員は辞めたので注文したソファーは倉庫に置かれたままであると答えたことです。

 

ここまでお読みなった皆様はどう思われましたか?

 

 

私と同じ思いを抱いた方もおられると思います。

 

 

では、現地のアメリカ人は店のこういう対応をどう思うか尋ねてみました。

 

 

そうすると、私が尋ねたアメリカ人の多くはこういうことは普通だという答えでした。

 

 

回答してくれたアメリカ人の一人に日本では店の信用問題、連帯責任として誰が受けた注文でもその店の従業員の誰かが責任を持って対応するのが普通であると伝えてみると、

 

ここアメリカでは今回のような場合は客と店員の個人と個人の契約で店はその場所を提供したに過ぎないという考え方であり、

 

 

今回のようなことが起きたとしても店としては契約した両者のいずれかが問題提起しない限り積極的に関与せず、契約した両者で解決することが原則であるとの考えが普通である。

 

 

今回のように契約した両者の内片方がいなくなり、一方の契約者だけで解決できなくなったと知らされてからやっと店が関与するようになると教えてくれました。

 

もし、私がソファーの配達されないことを放置していれば、その店は私が買う意思がないとしてそのソファーは他に転売されていたかもしれなかったともそのアメリカ人は言っていました。

 

日本ではこうあるのが当たり前と思っていたことが、国が変われば当たり前でなく無くなることを身を持って知らされる経験となりました。

 

 

このお話しに最後までお付き合いいただきありがとうございました。