琵琶記疏水記念館13 | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

これで長期にわたりました琵琶湖疏水記念館についてのお話も今回が最後となります。

 

京都は京町家と呼ばれる古い町並みや神社、仏閣が残る伝統ある古都として知られています。

 

 

 

そして、そんな京都は新しいものを中々受け入れない保守的な町と思われている方も多いと思います。

 

しかし、ここでご紹介した琵琶湖疏水には様々な西洋の新技術が取り入れられ、またテレビドラマに登場する南禅寺の水路閣は琵琶湖疏水の分流として建設されましたが、計画当初は南禅寺境内の景観を壊してしまうという意見もあったのですが、新しいものを取り入れようとする京都市民の気概により、計画通り南禅寺境内に作られました。

 

 

いまではその景観は京都の街に溶け込んで、観光名所となっています。

 

また、任天堂、京セラなど世界に通用する技術とアイデアでその分野でトップシェアを持つ企業の多くが京都を本社としています。

 

このように京都という町は昔から受け継がれてきたものを大切にしながら、新しいものを取り入れてゆく懐の深さがある町なのです。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

また、長期にわたる連載にお付き合いいただきありがとうございました。

 

さて、私事で恐縮ですが、来年は資格試験に挑戦するため、ブログの更新頻度を減らす予定にしています。

 

悪しからずご了承ください。

 

それでは、皆様よいお年をお迎えください。