今回のとりあげる季語は「ごきぶり」(油虫)です。
多くの人に忌み嫌われる存在の「ごきぶり」が季語となっていることがまず驚きでした。
そして、身近にいるにも関わらずいままで詠んだ事ない季語でした。
私を含めた多くの方々も「ごきぶり」という生物が嫌いだという気持ちをお持ちではないでしょうか?
そんなこともあり取り上げるのをやめようかと思っていましたが、はてさて「ごきぶり」で作句を始めるとゴキブリと私の長年のつきあい(戦い)の中での色々な事柄が思い浮かんできて、次々と句が浮かんで来るではありませんか。
なんとなく避けてきた「ごきぶり」の句ですが、今回、取り上げてみて良かったなと思っています。
今後も食わず嫌いで取り上げていなかった季語にも挑戦していきたいと思います。
死骸さえ走り出しそな油虫
(俳句ポスト投句)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。