それでは前回の続きから始めさせていただきたいと思います。
今回は生駒ビルヂングの内部についてお話しさせていただきますが、当ビルは屋内の撮影が禁止されています。
また、レンタルオフィスとなっている二階より上の階と貸し会議室がある地階は関係者以外立入禁止となっています。
但し、ビル管理者(北浜T4B)に申し込みをして所定の料金を支払えばビル内の撮影は可能です。(レンタルオフィスのある二階より上階は原則撮影禁止だそうです)
こういう理由で私自身が撮影した画像はございませんが、生駒ビルヂングのホームページ(http://www.t4bk.com/history.html)にアクセスすると、内部の画像とその意匠の説明がされていますので、詳しくはそちらをご覧いただければと思います。
生駒ビルヂングのホームページに公開されている画像とその説明を見ると内部も外観同様に凝った作りとなっており、明治、大正期の西洋建築の雰囲気が色濃く残っているのがおわかりいただけると思います。
今回のお話を含めて計6回に渡り生駒ビルヂングを見て参りましたが、お読みになった皆様はどんな感想をお持ちになりましたか?
私は明治、大正期の雰囲気を残しつつも、その中には現代にも受け入れられるような意匠が随所に見られるこの建物を前にして、周辺の無機質な高層建築とは別次元の新しさを感じました。
生駒ビルヂングが建っている大阪の北浜界隈には大正、昭和初期に建てられた西洋建築がまだ多数あるそうです。
また、機会を見て他の建築物をご紹介したいと思います。
これで、今回の連載を終了させていただきたいと思います。
連載終了に当たって、この記事を書くにあたり生駒ビルヂングのホームページ(http://www.ikoma.ne.jp/)を参照させていただいたことをご報告し、ホームページを作成された生駒ビルヂング関係者各位に謝意を申し上げます。
最後にこの連載に最後までお付き合いいただいた読者の皆様に御礼申し上げます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。