長崎ちゃんぽん紀行6(地元関西に戻って) | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 このシリーズも6回目となります。


長崎ちゃんぽん紀行1(序)

長崎ちゃんぽん紀行2(最初のお店)

長崎ちゃんぽん紀行3(二件目のお店)その1

長崎ちゃんぽん紀行4(二件目のお店)その2

長崎ちゃんぽん紀行5(三件目のお店)



今回を最後のまとめにしたいと思います。


いままで長崎で食べ比べた三軒の感想はどのお店も味の基本である豚骨に魚介の旨みが合わされているところ、そして中華麺と異なる少しもっちりしたちゃんぽん麺を使用しているところはどのお店も共通してこの基本を守っているなと感じました。


しかし、お店ごとに微妙に味付けや麺の太さやこしに違いが有ったことも合わせてご報告したいと思います。


そして、僅か3軒しか食べ比べていませんが、どのお店もはずれが無く、このシリーズの冒頭でも申し上げましたが、食べログなどのネット情報で長崎で食べるちゃんぽんはあたりはずれが無いという情報に改めて納得したしだいです。


そうして長崎から戻って、さっそく地元関西のリンガーハットに向かい、まだ長崎で食べた味の記憶が鮮明なうちにちゃんぽんの味比べをしてみました。


まずはスープを一口すすってみます、豚骨の味はしっかりしているが、そこに魚介の香り、旨みがあまり感じられません。


また、スープは長崎で食べたより油っぽく感じられました。


次に麺をいただく、長崎で食べたものより少し細く、もっちり感が弱く感じました。


ただ麺は長崎同様に味がしっかり染み込んでいるので、麺が細いのはすばやく麺に味を染み込ますためかもかなとも思いました。


麺が細めなので、スープの油っぽさに麺の味が負けているように感じました。


個人的な感想ではありますが、残念ながらリンガーハットのちゃんぽんは長崎で食べた三軒のちゃんぽんとは似ていますが、同じ土俵で味比べするところまではいっていないと感じました。


しかし、地元関西のラーメン屋、中華料理屋で食べるちゃんぽんに比べると明らかに長崎の味に近いと思います。


現在、リンガーハットのちゃんぽんは麺が二人前でも同じ値段設定なので、その分味を少し犠牲にしているのかなという同情の余地はありますが、長崎県発祥という肩書きもあるので、企業努力でもう一歩本場の味に近づけたほしいなぁ-と言うのが地元関西に帰ってちゃんぽんを食べた私個人の感想です。


これで長きに渡り連載いたしましたこのシリーズを終わらせていただきたいと思います。


読者の皆様も一度長崎の地に足を運んで、ご自身の足でお店を見つけて、ご自身の舌でその味を確かめられてはいかがでしょうか。


もしかすると私とは違った感想をお持ちになるかも知れませし、私の感想に同意をいただけるかもしれません。


また、ガイドブックや食べログなどの紹介では長崎のちゃんぽんは当たり外れはないと書かれていましたが、もしかしたら大はずれ、大当たりのお店があるかもしれません。


幸いにも私は大はずれ、大当たりの店には出会いませんでしたが、そんな出来事も旅の楽しみ、醍醐味ではないでしょうか。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


また、このシリーズの最初からお読みいただいた皆様、長いお話にお付き合いいただきありがとうございました。