それでは前回からの続きをお話したいと思います。
今回はドイツの森を訪問した後日談をお話したいと思います。
自宅に帰ってからドイツをテーマにした施設がほかにもあるかネットで調べたところ、全国に数箇所ほど見つかりました。
その中には歴史的にドイツまたはドイツ人とかかわりのあった場所でその歴史や史実を伝えることを目的とした施設として徳島県鳴門市にある鳴門市ドイツ館(第一次大戦中にドイツ人捕虜収容所があった縁で開館)などがこれにあたります。
また、ドイツの都市と姉妹都市の関係にある町に設けられた施設として今回訪れた岡山のドイツの森はこれに当たります。
そのほか様々な関係や思い入れでドイツをテーマとした施設が設けられていることを知りました。
また、欧州の国の中ではドイツを名乗るテーマパークが一番多いというネットの書き込みも見かけました。
今回、訪問した岡山県にあるドイツの森はご紹介したとおり、なんとなくドイツを感じさせるところはありますが、そう強くドイツを印象付ける施設はなく、欧州の雰囲気を漂わせたテーマパークという印象です。
ただ、ドイツという思い入れを強く持たなければ、休日を一日のんびり過ごすにはもってこいの場所ではと思います。
このお話を読んで興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、こいつの話はほんまやろかと確かめに行ってみてください。
ドイツの森のホームページを見ると、このシリーズでご紹介した以外の季節、季節で様々な花が楽しめるそうです。
私が訪れたときは特にイベントはありませんでしたが、これもホームページを見てみると様々なイベントが開催されているようなので、私が訪れた時期とはまたべつの季節にいってみれば、また違った楽しみが見つけられるでしょう。
最後にお土産に買って帰ったノンアルコールビールとソーセージの感想を記しておきたいと思います。
まず、ソーセージですが、これはドイツからの輸入品ではなく、この農場の工房で作られたものですが、ドイツでの製法に則って作られたものらしいです。
なので、ドイツ流に焼かずに茹でていただきました。皮がパリッとしていて、そして中から肉汁がじんわりと出てきて、肉の旨みが口の中に広がります。
国産の市販品でこのレベルのものを食べた記憶がありません。
ドイツからの輸入品とも食べ比べてみましたが、その味は引けをとりません。
そして、次はノンアルコールビールについての感想です。
いままでも日本の大手メーカーのノンアルコールビルを愛飲しており、年々本物のビールの味に近づきつつある進化には目を見張るものがありますが、このドイツ製のノンアルコールビールを飲んで、日本のノンアルコールビールはまだまだ進化の余地があるなと感じずにはいられませんでした。
その味は本物に限りなく近いというか、国産ビール自身がまだまだ改善の余地があるな思わざるを得ないほどの飲み応えがありました。
いつか、アルコールが飲めるようになれば、今度はノンアルコールではないドイツ製のビールを味わいたいと強く思ったしだいです。
これで5回にわたりましたこのシリーズを終わらせていただきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また長期にわたったこのシリーズにお付き合いいただいた皆様に感謝いたします。
年内の更新はこれで最後となります。
皆様よいお年をお迎えください。