それでは前回からの続きをお話したいと思います。
そのまま川沿いのみちを進んでゆくと正面に千刈貯水池と書かれた看板と立派な門が見えてきて行き止まりになっていました。
門には鍵がかかっていてこのまま進めないようです。
門の隙間から覗いてみると中には建物らしきものがあるので、貯水池の管理施設がこの中にあるようです。
帰ってから千刈貯水池について調べてみると、確かに門の向こうは貯水池の管理施設があるため普段は立ち入り禁止になっていますが、桜が咲くころには千刈さくら祭りが開催され、その時期だけ一般の人にも開放されるらしいです。
画像から見えるかもしれませんが、管理施設の敷地内に桜が植えられているようです。
さて、この先へ進めないものか見回してみると、門の右側の塀の先に道標らしきものが立っているので、見に行ってみると、「近畿自然歩道」と書かれており、矢印が記されていました。
視線をめぐらせて見ると、塀と川の堤防に踏み跡があり、貯水場の管理施設を迂回して進んで行けそうです。
その踏み跡を進んで行くと大きな堰堤が目の前に現れてきました。
黒く変色した堰堤が建設されてから長い年月が経っていることを感じさせます。さらに進んでゆくと千刈貯水池と堰堤のあらましが書かれた看板を見つけました。
ネットで調べてみると、このあらましにはコンクリートダムと書かれていますが、神戸市のホームページや各種資料に、コンクリートとはいっても正確にはセメントと砂を練り合わせたモルタルといわれる素材が使われており、また全面にモルタルを使用しているわけではなく、粗石を積んでその粗石と祖石をモルタルで接着して積み上げた構造なのです。
こらから貯水池本体へ近づいていきますが、今回はこのあたりにして続きは次回に譲りたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。