さて、前回の続きから
自宅に帰って用法用量を確かめるため薬の説明書きを読んでみました。
服用する時期は食前または食間(基本的に空腹時に服用するらしい)、大人は一回六錠服用となっていた。(いままで飲んできた薬は食後30分以内、服用数も3、4錠でした)
漢方だからだろうか、いままでの市販薬と服用の時期や量が違うなと思いながら最初の六錠を服用しました。
漢方薬なので漢方独特の臭いや飲んだときの苦味があるのではと思っていたが、今まで服用していた風邪薬と同じく無味無臭でごくごく普通のいまどきの薬だったのがちょっと拍子抜けしました。
最初の服用は昼過ぎでした。
服用したあと横になって安静にしていると、いままでの薬より早く喉の痛みや鼻水が治まってきて楽になってきました。
第一印象は「今までの薬より効くな」でした。
そして、この漢方薬は効果ありと感じたので、夕食の後に再び服用して早めに床に就きました。
夕食の時点で喉の痛みや鼻水が治まりつつあったので、風邪の症状による不快感で夜中に起きることも無く、朝までぐっすり寝ることができました。
翌朝には前日の水のような鼻水がもう青洟に変わり、喉の痛みも無くなっていました。
最初は「漢方薬なんか効くんかいな」と半信半疑だったのですが、服用してみると思った以上に効果があったのは嬉しい誤算でした。
風邪の症状や原因となる菌はその都度変わるので、この薬はたまたま今回の風邪の菌に効果のあるものだったのかもしれません。
違う時期にひいた風邪ではこれほど効かないかも知れませんが、次に風邪をひいたときにはまたこの漢方薬を服用してもいいなというのが現時点での正直な感想です。
皆さんもなんとなくテレビの宣伝でやっている薬だからとか、有名な大会社が作っている薬だからという理由で服用されていて、もし効き目がいまひとつと思われているのであれば、一度違う薬(漢方薬に限らず)を試されてはどうだろうか?
ただ、新しい薬を試される場合は薬局で薬剤師さんかもしくは登録販売員の方に自分の症状や持病、アレルギーの有無、いま服用している薬などを伝えて、ご自身に合う薬はどれかよく相談されてから服用することをお勧めします。
今回のお話を書いていて、普段何気なくしている行動や使っているものを変えてみると、いままで知らなかったことが見えてくることもあるのだなあと考えさせられた。
風邪薬を変えてみたように、いつも通っている道筋を変えてみたり、いままで注文したことないメニューを頼んでみると、ちょっと大げさかもしれないが、何か新しい発見や、いままでとまた違う世界が見えてくるかもしれない。
そんなことを思いつつ今回の筆を置きたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。