最近、高校の友人と

メールのやり取りをしている。

 

彼女は、学生時代から、

他人のことを「うらやましい・・・」という。

最近までは、

結婚式や同窓会で久しぶりに会うたびに、

「働いている人はやっぱりきれいにしているな、

体型も変わってないし、うらやましいよ。」

なんてことを言う。

 

今回、

「仕事辞めちゃて、

ぼろばかり着て畑仕事をしているよ」と伝えたら、

「スローライフを満喫できてるのね、うらやましい・・・」

ときた。

「うらやましい」と言われても・・・

私は、ぽつんと、寂しくなる。

 

彼女は、と言えば、

OL期間を経て婚活をし、

大企業のサラリーマンと結婚し、

念願の専業主婦になり、

子ども3人にも恵まれ、

都心に家を建て、

最近では、ガーデニングや、

習い事などを楽しんでいる・・・らしい

 

そういう話を聞けば、

大丈夫、あなたこそ、幸せよ!

と思うのです。

その「真逆」の私が「不幸せ」

という意味ではありませんが、

私が「欲しかったもの」だって、

彼女はたくさん持っている。

 

となりの芝生は青い・・・

 

とかく、人は、

他人の事ばかりがよく見えて、

自分の価値は見いだしにくい。

 

何でも手に入れるまでは頑張るのに、

手に入ると・・・飽きる。

昔からそういうところもあった。

でも、私は彼女を嫌いではない。

魅力的なところもたくさんある。

もったいない。

寂しく思うのだ。

 

子供を3人も産んで育てるって、

私からしてみたら、奇跡。

無論、その裏には、

苦労や努力もたくさんつまっている

だろうけれど、

そうして、ここまでこれた事が、

ものすごいことなんだよ。

だから、自信を持って、って。

 

彼女は自信がない?

私もそういうところがあるから

よくわかる↓


だからと言って、周りが、

「自信を持つ方が良いよ」

と助言しても、あまり効果はない。

結局、自分が目覚めて、

自分を育てないとだめなのだ。

 

それに、

他人のほんとの心を知るのは難しい。

 

もしかしたら、

私に遠慮してそう言ってくれている!?(^_^.)

人に「うらやましい」という事が、

彼女なりの人づきあいのこつ、

人生の落ち着きどころだとしたら、

私が、とやかくいう事でもないのかな?

とも思うのです。

 

でも、まあ。

おそらく今の私なら、

ゆっくり話す機会があったら

そういう事も含めて

自分の気持ちは伝えると思う。

 

そう・・・

それが、

「嫌われる勇気」なのかもしれません。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。