こんにちは!
たまご研究家の平井です。
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普段毎日使用していて、冷蔵庫に必ずある
パック詰めされた「卵」
その卵がパック詰めされるまでの工程を
みなさま知ってらっしゃるでしょうか?
このパック詰めまでの流れは、
世界にはなく、卵を生で食べる文化がある
日本だからこそ生まれた技術と品質基準なのです。
▪️徹底した管理体制
当社の契約農場への立ち入りの際は、
外からくる菌の駆除をするために必ず上記写真のように
ゲートに車をゆっくりと通し、
車全体に消毒液を噴射させます。
もちろん車に乗車している人も
必ず一度車から降りて消毒しなければ入場することができません。
GPセンターへの立ち入りについても同じで、
入り口では、センサー反応で自動的に消毒液が噴射され、
消毒マットで履物も消毒し、
上記の写真の部屋でエアーシャワーを浴びて
埃や菌を吹き飛ばしてからの入場が義務付けられています。
①集卵
ウインドレス鶏舎内にある
自動集卵機(ナイアガラ)。
産まれた新鮮な日本一こだわり卵を、
このベルトコンベアが数分ごとに稼働し
自動的に集めます。
集卵した日本一こだわり卵は
GPセンターに運ばれます。
②洗卵
GPセンターに運ばれた卵は、
まず表面に付着している汚れや雑菌を洗い流すために、
「洗卵」を行います。
バキュームローダーと呼ばれる装置で、
卵が割れないように優しく吸い上げて、
最新の洗卵選別機により、
ラインに乗ったまま洗卵が行われます。
60℃前後のお湯と次亜塩素で汚れを洗い流していきます。
ブラシを使用して細かな汚れまで取り除き、
それでも取れない汚れは、
人の手によって取り除いていきます。
③検卵(透光検卵)
洗卵してしっかり乾燥された卵を検査していきます。
この装置は「透光検卵機」と呼ばれ、
人間でいうレントゲンのような感じですね。
暗室で下から光を当てて、より高品質な検卵のために、
形の悪い卵や、色の薄い卵、
血が混ざっている卵、二黄卵(双子卵)、
肉片(ミートスポット)等の異常な卵を見つけ出し、
自動的に排除していきます。
④検卵(コンピューター検卵)
カメラで卵を撮影し、
コンピューターが画像処理を行い、
自動的に判別を行い、細かな汚れやヒビ割れを見つけ出し、
取り除いていきます。
⑤検卵(音波検卵)
卵を叩いた時の音で、
ヒビ割れた卵を自動的に検出する装置です。
1個の卵を瞬時に16回触診、
発生した音響を分析し、ヒビの有無を検査します。
⑥殺菌(紫外線殺菌)
卵の殻の表面を紫外線により
殺菌していきます。
表面に付着した菌を殺菌することによって
高病原性鳥インフルエンザ対策にもなっております。
⑦パック詰め
最終検卵された「日本一こだわり卵」は、
機械によってパック詰めされ、箱に入れられる前に
もう一度人の目視によって割れがないか
チェックしてから箱詰めされます。
集卵から出荷まで
一貫した生産システムが生み出す信頼のクオリティ
新鮮な卵を安心してお召し上がり頂くために、
徹底した管理体制で洗浄し殺菌し検査しております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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日本一こだわり卵 (株)セーラー
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