徹底した管理体制だからこそ生まれる「安心と安全」-卵が出荷されるまでの流れ- | たまご研究家ブログ

たまご研究家ブログ

日本一こだわり卵 総販売元 たまごの事をもっと知ってほしい!たまごの歴史や雑学など専門知識を語ります。

こんにちは!

たまご研究家の平井です。

******************************************************

 

普段毎日使用していて、冷蔵庫に必ずある

パック詰めされた「卵」

その卵がパック詰めされるまでの工程を

みなさま知ってらっしゃるでしょうか?

 

このパック詰めまでの流れは、

世界にはなく、卵を生で食べる文化がある

日本だからこそ生まれた技術と品質基準なのです。

 

 

▪️徹底した管理体制

 

当社の契約農場への立ち入りの際は、

外からくる菌の駆除をするために必ず上記写真のように

ゲートに車をゆっくりと通し、

車全体に消毒液を噴射させます。

もちろん車に乗車している人も

必ず一度車から降りて消毒しなければ入場することができません。

 

 

 

GPセンターへの立ち入りについても同じで、

入り口では、センサー反応で自動的に消毒液が噴射され、

消毒マットで履物も消毒し、

上記の写真の部屋でエアーシャワーを浴びて

埃や菌を吹き飛ばしてからの入場が義務付けられています。

 

①集卵

ウインドレス鶏舎内にある

自動集卵機(ナイアガラ)。

産まれた新鮮な日本一こだわり卵を、

このベルトコンベアが数分ごとに稼働し

自動的に集めます。

集卵した日本一こだわり卵は

GPセンターに運ばれます。

 

②洗卵

GPセンターに運ばれた卵は、

まず表面に付着している汚れや雑菌を洗い流すために、

「洗卵」を行います。

バキュームローダーと呼ばれる装置で、

卵が割れないように優しく吸い上げて、

最新の洗卵選別機により、

ラインに乗ったまま洗卵が行われます。

60℃前後のお湯と次亜塩素で汚れを洗い流していきます。

ブラシを使用して細かな汚れまで取り除き、

それでも取れない汚れは、

人の手によって取り除いていきます。

 

 

③検卵(透光検卵)

 

洗卵してしっかり乾燥された卵を検査していきます。

この装置は「透光検卵機」と呼ばれ、

人間でいうレントゲンのような感じですね。

暗室で下から光を当てて、より高品質な検卵のために、

形の悪い卵や、色の薄い卵、

血が混ざっている卵、二黄卵(双子卵)、

肉片(ミートスポット)等の異常な卵を見つけ出し、

自動的に排除していきます。

 

 

④検卵(コンピューター検卵)

カメラで卵を撮影し、

コンピューターが画像処理を行い、

自動的に判別を行い、細かな汚れやヒビ割れを見つけ出し、

取り除いていきます。

 

 

⑤検卵(音波検卵)

卵を叩いた時の音で、

ヒビ割れた卵を自動的に検出する装置です。

1個の卵を瞬時に16回触診、

発生した音響を分析し、ヒビの有無を検査します。

 

 

⑥殺菌(紫外線殺菌)

 

卵の殻の表面を紫外線により

殺菌していきます。

表面に付着した菌を殺菌することによって

高病原性鳥インフルエンザ対策にもなっております。

 

 

⑦パック詰め

最終検卵された「日本一こだわり卵」は、

機械によってパック詰めされ、箱に入れられる前に

もう一度人の目視によって割れがないか

チェックしてから箱詰めされます。

 

 

集卵から出荷まで

一貫した生産システムが生み出す信頼のクオリティ

 

新鮮な卵を安心してお召し上がり頂くために、

徹底した管理体制で洗浄し殺菌し検査しております。

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

■読者登録■

読者登録よろしくお願いします!

日本一こだわり卵 (株)セーラー
http://www.kodawaritamago.com