海外のたまご事情 日本の品質基準は世界一! | たまご研究家ブログ

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日本一こだわり卵 総販売元 たまごの事をもっと知ってほしい!たまごの歴史や雑学など専門知識を語ります。

こんにちは!
日本一こだわり卵のけんちゃん です('-^*)/
☆゚+。*★゚+。*゚☆゚+。*゚

 

 

2017年8月

ヨーロッパの15カ国とスイス、

そして香港において

殺虫剤によって汚染された卵が

流通していると言う

ショッキングなニュースがありました。

 

日本では、あまり報道されていませんが、

欧州諸国では、スーパーマーケットに並ぶ

鶏卵数百個が回収される

大きな問題となっています。

 

また韓国でも同じ殺虫剤が入った卵が見つかり、

49箇所の養鶏場が

不適合認定を受けるなど

この殺虫剤汚染卵問題は世界中に波及しています。

 

と言うことで

今回は海外のたまご事情について

書いてみたいと思います( ´ ▽ ` )

 

↑中国での鶏卵の販売スタイル

 

 

◉サルモネラ菌による食中毒

 

海外の卵には、

食中毒の原因となる「サルモネラ菌」が

入り込んでいる場合があります。

 

そもそも。なぜ卵に

「サルモネラ菌」が入り込むのか・・・

 

卵は鶏のどこから出てくるか知ってますか?

 

実は

「総排泄こう」と言う場所から出てきます。

 

そう!ケツの穴!

 

糞が出るその同じ場所から卵は出てくるんです。

(途中までは別々の管ですが、最後の出口は一緒)

ということで、

卵の殻に糞が付着することがあり、

糞と共にサルモネラ菌も一緒に卵に付着

することがあります。

 

また鶏舎が汚れており、

産み落とされた卵が糞などに触れて

サルモネラ菌が付く場合もあります。


↑卵が産まれるところ

 

 

◉海外では卵は殺菌しないの?

 

日本では、生食の文化が根付いていることから、

サルモネラ菌対策が

しっかりと施されています。

 

当社の日本一こだわり卵

定期的にサルモネラ菌の検査を実施しております。

 

例えば、

卵を次亜塩素酸での洗浄はもちろんのこと、

鶏にサルモネラワクチンを接種

サルモネラ菌が卵に入り込むのを防いでいる

養鶏業者もいます。

(成鳥にワクチン接種は認められていません。あくまでも雛鳥。)

 

しかし海外では各国対応が異なります。

 

(↑香港の養鶏場)

 

 

そもそも海外では生卵を食べるというのは、

ゲテモノ扱いされるほど

珍しいものです。

卵の「生食」という概念がないので

日本ほどサルモネラ菌対策が徹底されていないのが

実情です。

 

アメリカのようにしっかり洗浄することが

義務付けられているところもあれば、

全く洗われずにそのまま売られているところも

あります。

 

 

◉保存方法も日本と違う

 

サルモネラ菌は、

10℃以上で発育します。

そして20℃以上になると驚くほどの

スピードで増殖します。

 

外国では日本ほど食の安全性が

守られていない現状もあり、

スーパーや商店に並んでいるものでも

どのように保管されてきたのか、

いつ産み落とされた卵なのかというのは

わからないものが多いのです。

 

発展途上国では、

20℃以上の気温の中、

普通に常温で店先に並んでいます。

しかも古い卵も混入してる可能性も・・・

 

このような卵を生で食べてしまうと、

サルモネラ菌が繁殖しており、

食中毒を起こしてしまいます。

 

(↑バングラディッシュの家庭)

 

日本以外は、

生で食べる文化がないので、

サルモネラ菌を気にすることがそもそもない。

 

しかし、

昨今の日本食ブーム

海外の人の「生たまご」への考え方が変わりつつあり、

昨年に行った香港では、

焼き鳥に生の黄身を絡ませて食べるのも

流行しており、

日本の卵=安心卵

に位置付けられておりました。

 

 

 

◉殺虫剤によるリスク

 

今回欧州で問題になっている殺虫剤による汚染。

これはサルモネラ菌を殺すため

養鶏業者が

「フィプロニル」という

化学物質を使ったことが問題となっています。

 

このフィプロニル」は、

農薬として用いられたり、

日本ではゴキブリ駆除の

「ブラックキャップ」の成分としても

使われている物質。

ゴキブリが全滅してしまうほどの

強力な化学物質。

もちろんサルモネラ菌も死滅できますが、

人体への影響はハンパない!

 

菌も虫も皆イってまえ!

 

的な精神で使ってしまった結果

どえらいことになってしまった

海外ならではの失敗・・・

 

かどうかはわかりませんが、

 

今回「フィプロニル」を用いたとして

ベルギー、オランダ、ドイツ、フランスの

養鶏場が閉鎖されましたが、

発覚したのは氷山の一角かもしれません。

 

海外では、食の安全を脅かすこのような問題が

あるということを念頭においておく

必要があります。

見た目が綺麗な卵でも、

汚染の可能性があります。

こればかりは見分けることが困難なので

大きな問題です。

 

MADE IN JAPAN

 

品質基準は世界ナンバーワンの

日本の卵を世界に知ってもらいたい!

美味しい卵を食べてもらいたい!

世界の子供達に

生で卵を食べて健康になってもらいたい!

何かしらの先駆者になりたいと思う

今日この頃です!

 

海外では

「自分の身は自分で守る」

ことが重要になります。

 

海外で卵を食べる際は、

次の点に注意してくださいね。

 

●殻にヒビが入っている卵は食べない。

●糞や羽などが付着している卵は避ける。

●新鮮かどうか必ず確認する。

●よく加熱して食べるようにする。

●生産者などがしっかりわかる卵を購入する。

 

 

◉海外で卵を生で食べてもいい?

 

 

結論

 

 

あかん。

 

海外での卵の生色はできるだけ

避けたほうがいいです。

 

また、日本の卵を食べれるのは、

2カ国間条件締結を結んでいる

 

香港とシンガポールのみ。

 

この2カ国へは、

日本の卵が輸出されています。

 

なので、

高級スーパーで買う

日本の卵なら、安心して

生で食べれると言えます。

 

ただ・・・

海外での滞在が長くなると、

どうしても生卵が食べたくなるのが

日本人。

 

そんな時には日系スーパーなどで

手に入れるかしかありません。

今の所。

 

2018年。

日本一こだわり卵

香港への輸出を開始します!

 

最高級の卵を世界へ!

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

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