一昔前から腕時計のケースの大型化が加速し、ベルトが専用設計になってきました。
今やその専用化は大型でなくても普通になってきました。
そうなってくると困るのが・・・。
①純正ベルトではカラバリが少なすぎる。
②純正にプラスアルファの差別化を加えたい。
③純正ベルトの継続的入手性の問題がある。
↑こんなことが顕在化してきました。
一昔前では諦めるしかなかったのですが、昨今は形状を同じにしてくれるサービスも一般化しました。
海外では、アルミの芯材を削り出してベルトに仕立てるところもありますが、まだまだマイナーな存在です。
日本ではフランスのジャンルソーの直営店が樹脂の芯材を取り出し、仕立て直すというサービスを定番化しています。
個々の良いところは・・・。
①製作可否がお店ですぐに判明する。
②ベルトに使う革の場所を細かく指定できる。
③納期が早い
↑以上のことから、時計好きには定番のお店になっています。
今後、残る問題としては・・・。
ラバーベルトについてでしょうね。
こればかりは現状では純正しか対応できません。
しかし3Dプリンター技術の向上がありますから、いずれは解消できると考えています。