豚しゃぶはどんな季節でも食べたくなるヘルシーな肉料理です。
中でもお気に入りなのが、イベリコ豚ベジョータです。
特徴といえば、芳醇な脂身です。さらさらとしていて臭みがなく、とても食べやすいその秘密は餌にあります。
どんぐりの木や実など自然のものを食べて育つイベリコ豚の脂には、樫の実由来のオレイン酸を多く含むオリーブオイルと同じ成分のものが含まれています。
そのため、イベリコ豚の脂身は香りがよく、口当たりもさっぱりとしています。イベリコ豚の等級は「ベジョータ」「セボ・デ・カンポ」「セボ」の3つに分けられています。
ベジョータとはスペイン語でどんぐりを意味します。
どんぐりや木の実などを餌に育つと言われるイベリコ豚ですが、純粋にそのような餌で育てられているのは、ベジョータだけなのです。
スペインのデエサという樫やどんぐりの木が生い茂る森林地帯で放牧され、屋外でたっぷりの日光を浴びながらどんぐりを捜して駆け回り、餌を探して土を掘り、よく動いて体重を増やしていきます。
その結果、規定体重やその他厳しい条件を満たした豚のみがベジョータとして認定されます。
肉質は他の等級のものと比べて赤身の味が濃く、脂身もより甘く感じることができ、唯一無二の味なのです。
美味しい肉をそこそこの量楽しみたい方にお勧めしたいお取り寄せです。
私は自分用以外に贈答用としても利用させてもらっています。
特にご高齢の方にもタンパク質摂取の観点から最適なのです。