昨今のリバイバルブームはその当時の製品を知るものとして結構複雑であったります・・・。
革製品の場合、当時の商品を知っているとかなりがっかりすることもあります。
そうはいっても当時と同じレベルの材料が手に入ることはないでしょうから、とこまで妥協できるかがポイントになってきます。
加えてケミカル要素が強いスニーカーは材料の進化の恩恵を受けられますが、革製品は難しいですね。
以前リバイバルされた某高級靴ブランドのダブルモンクストラップのリバイバル版は実物を見ると革質が・・・で速攻で却下した記憶があります。
よく言えば審美眼の発動、悪く言えば偏屈wとなりますが、納得できないモノにまで対価を払うのは許せない性分ですので・・・。
この靴の件でいえば、いくら丁寧に掃いても革の雰囲気の劣化が容易に想像できましたので、ある意味で経験に助けられたのが正直なところです。