ここ数年、靴磨きの頻度を減らすことにしています。
理由としては・・・。
・革の表情を維持する。
・適切なローテーションを組める。
↑もちろん例外となる爬虫類革はありますが、通常はこんな理由からです。
靴に嵌まったばかりの頃は、それはそれは手入れに注力しすぎて、常にピカピカでつやつやでしたがw、ある時気づいたのです。
せっかくの上質な革の表情を自ら時間をかけて異常なまでに変えてしまっていることを・・・。
そして始めたのが、上記の2つのことなのです。
加えてクリームの油分が強すぎないモノを選び、少量で済ませるのです。
通常はブラッシングと乾拭き、クリーム塗布時には固く絞った布でのふき取りを行っています。
こうすることで、上質な革の表情を堪能でき、極端なエイジングを防げます。
一方で例外としていた爬虫類側に関してはお手入れの回数は革の状態を見て行っていて、油分不足によるクラック防止に努めています。とはいえ、しすぎないようにしています。
もちろん革のクラックが入る要因としては・・・。
・きつすぎるフィッティング
・手入れのし過ぎ
↑これらが多いように経験上思っています。
とにかく、せっかくの表情をなしにしてしまうほどの、“厚化粧”は百害あって一利なしです。