前々からの感じていたことがあるのです。
都内で超高級車を乗っている方にヘルノの愛用者が多いということです。
まぁどうでもいいことなんですけどw。
ムーレーほど堅くない印象であるからなのかというのが自分なりの結論です。
ムーレーももちろんお持ちでしょうが、最近どこでも着用者をあまり見なくなったのです・・・。
価格に関しても、ムーレーはある一線を越えた気がしていますし、飽きがくるゴリゴリのハイスペック仕様になりましたから。
その点、ヘルノに関しては、ちょうどいい位置をわかっていると思います。
そのなかで柔らかでカジュアルな印象のアウターを次々に生み出しています。
その雰囲気にはどことなくロロピアーナのプレタやブルネロクチネリのエッセンスを感じています。
今や良いカシミヤのアウターは50万以上はしますが、ヘルノはそのギリギリの線で頑張っています。
目線をもっと高くすると、一昔前のアウターブランドが見直され、リブランディングされ、その目玉として高級生地を使用し、価格を抑えてくるのは正攻法なので、そういったところにも注目しています。
隙のない高級品も面白いですが、適度なゆるさを纏った高級品はエッセンスの取捨選択が必要になるので、より高度になります。
そこに各ブランドの努力の結晶が垣間見れるのです。