ベージュの傘 | 僕のこだわりブログ

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勝手気ままに綴るこだわり派の方向けのブログです。

梅雨入りしてやっと雨が降り始めましたね。

 

梅雨はお気に入りの靴が履けなかったり、ジメジメしているので嫌いな時期ではありますが、唯一の楽しみはお気に入りの傘を思う存分使えることです。

 

私は傘について、日本製の特注傘やイタリア製の傘を10本ほど所有しています。中でも一番のお気に入りは今から20年近く前に特注したベージュ色の傘です。大切にしているのですが結構使い込んでいます。

持ち手はイギリス産のアッシュと呼ばれるトネリコの木です。

中棒は大分県産の樫の木、骨は今や手に入らない鉄の黄銅めっき仕上げ、使っている本人にしかわからない黄銅めっきの骨は良い雨音を奏でます。生地はベージュの東レ製マイクロレクタスです。日本の傘のすごい所は画像の傘のストッパーを同じく黄銅めっき仕上の鉄を曲げて作っているという凝りようです。他のブランドならプレスで打ち抜いた鉄板ですから・・・。

露先は本水牛というこだわり仕様です。

傘というと通常ブラック、ネイビー等々の暗い色味ベースが多いですよね。しかし本当に使える色味というのはベージュであると思います。特にスーツ以外の服装でしたらこれさえあればOKという位の汎用性の高さです。この季節は色の薄いor明るい服装が多くなりますが、傘が暗い色ではバランスが悪いです。

 

ちなみにその次に揃えるべき色味は茶系です。

こちらの茶系の傘は少々明るめですが、その微妙な違いが大きな差を生みます。

ただこげ茶色の生地を用いた傘は生地の雰囲気に負けないように中棒や持ち手が太めのイタリア製の傘が良いかと思います。

このイタリア製の傘は今から16年前に購入したモノです。少々重いのですが、ついつい手が伸びてしまうという不思議な傘です。

 

個人的には折り畳み傘には軽量のカーボン骨を用いるべきであると考えていますが、長傘は雨を味わうモノであってほしいですね。ただしカーボン骨であっても持ち手は木製ではないと受け入れられませんねw。