こんにちは。
こだま堂の長峯です。
昨日はオイスターのWebセミナーだったのですが、その中で「なるほど~」という内容があったので、ご紹介します
ミトコンドリアって、それ独自に別のDNAを持っているのは、生物を勉強した方ならご存じだと思います。
別の生命体が大昔に細胞に取り込まれて、エネルギーの生産工場として共存し始めた名残・・・なんて言われていますね。
なので、自分自身の細胞分裂とは別に、ミトコンドリアだけで勝手に分裂して増えていくワケです。
で、そのミトコンドリアのDNAって細菌と同じ環状DNAなんですね。
真核生物は核があって直鎖状、原核生物は核がなくて環状・・・とか習ったっけ
ミトコンドリアが破壊されると、その環状DNAが漏れ出てくるので、身体の免疫細胞は「細菌のDNAを発見」と勘違いしてしまうらしいのです。
その勘違いが免疫細胞の暴走に繋がってしまい、炎症体質の原因になるのです。
ミトコンドリアはエネルギーの生産工場のくせに、その生産で発生した活性酸素にすごく弱いので、抗酸化力が低下していると、すぐに壊れてしまいます。そうすると炎症を起こしやすくなる・・・ということなんですね。
だからミトコンドリアが壊れないように、活性酸素から守ってあげることは炎症体質を避けることになります。
そして、この炎症体質というのは、ほとんど全ての病気と関わってくるわけなのです
ミトコンドリアの活性酸素を除去できることが証明された抗酸化物質・・・分子量が小さく、水にも油にも溶けて毒性もない両親媒性の抗酸化物質というスゴイのがあるんですが、薬機法の関係もあるので、ここでの紹介はやめておきます。
この炎症のメカニズム、目からうろこ、そこには気づかなかったなぁ~と思いました。そして、その抗酸化物質を飲んでいる人が元気で長生きするワケも・・・。
ミトコンドリアは本当にいろいろなところに関わっているのですね
皆さんも自分の身体で働いてくれているミトコンドリアちゃんの健康について、考えてあげましょうね