こんにちは。
こだま堂の長峯です。
こないだ、食器棚の掃除中に、その扉に向かって下から思いっきり頭をぶつけてしまいました。
たぶん、今まで生きてきて1~2番目の激痛・・・。
怖々触ってみたら、L字型のたんこぶができて、赤黒く内出血
慌てて田七を3袋飲んで、やっと最近治ってきたところです
こんな程度で痛がってたら、もっと大けがをした方は本当に大変ですよ・・・。想像しただけで恐ろしいです。
さて、話変わって、足がつると言えば、芍薬甘草湯なんですが、頻繁に足がつる方はコレに頼らずに「足がつりにくくなるような体質改善」が必要だと思います。
足がつる・・・って20代の頃は「つる」っていう状態がよく分からなかったんですよね。一体何なんだろう・・・って。
30代になって、たまに寝起きに伸びをしたりするとつるようになったので、「これが足のつりかぁ」なんて思った記憶があります。
そんなのんきなことを考えているうちに、伸びをすると必ずつるようになってしまったのですが、マグネシウムを摂るようにするとすぐにつらなくなりました。
海のミネラル豊富なにがりで摂ってもいいし、塩分が気になる方は、にがりから塩分を取り除いたマグネフォースでもいいです。
液体なので、お料理や飲み物に数滴ずつ入れて、マグネシウムを補給します。
一気に摂ると下痢をすることがあるので、少量ずつこまめに摂るのがオススメです。
最近、芍薬甘草湯をご利用の方に、にがりをオススメしたら、1ヶ月くらいでつらなくなったと喜ばれたので、540円のにがりで十分補給できるんだと思います。
マグネシウムは皮膚からも吸収されるので、入浴剤の硫酸マグネシウム(エプソムソルト)でもいいそうです。
ただ、濃く入れたり、長時間入っていたりすると、ものすごく温まってのぼせることがあります。温泉が家の風呂より温まるのは皮膚からミネラルが吸収されているということなんでしょうね
海外の飲み水は硬水が多いから、自然にマグネシウムが摂取しやすいのはいいなぁ・・・。軟水の方が美味しいですけどね。
マグネシウムは不足すると、心筋の収縮にも影響するので、運動中の突然死の原因になることもあるそうです。たかが足のつりで・・・と、ほったらかしにしないようにしましょう。
先述の芍薬甘草湯はよく効くのですが、漫然と長期連用すると「偽アルドステロン症」という副作用が出ることがあります。
手足のだるさ、つっぱり感、筋肉痛、動悸、息切れ・・・などの症状で、甘草が入っている漢方薬には必ず添付文書に明記されています。芍薬甘草湯は、他の方剤と比べて甘草の量が多いので、特に副作用報告が多くなっています。
スポーツ時など、足がつるタイミングが分かるなら、そのときだけ予防に頓服でもいいと思うのですが、毎日毎日1日3回続ける漢方薬ではありません。
そうそう、甘草が入ってない漢方薬で、足のつりによく効く漢方薬を最近発見したので、症状が酷くて良くなるまでは定期的に服用したい、という場合はご相談くださいね~