こんにちは
こだま堂の長峯です。
寝る子は育つと昔から言いますよね。
それ、ホント。
成長ホルモンは、寝始めの90分にしか分泌されないんですよ。
しかも、ノンレム睡眠には、深さが4段階あるのですが、3~4の深い眠り(徐波睡眠)でないと分泌されません。
1日24時間あるうちで、たったこの時間だけなんだそうです。
それを聞いて気づいたのが、たしかに小さい頃、不眠症だと身長が低い人が多い・・・かも。
ちなみに、大人にも成長ホルモンは必要です。身体の壊れた部分を修復するのを促進する働きがあるからです。
で、不眠症もあるお子さんの身長の相談を受けて、「不眠にいいし、栄養もあるからオイスターがいいよ」とご紹介したのですが、飲み始めてから急激に成長し始めたとのことでした。
病院にも相談に行っていたようで、なんと亜鉛不足があり、亜鉛の多いオイスターがピッタリだったのです。
調べてもらうと亜鉛不足のお子さん、結構多いですよ。
っていうよりビタミン・ミネラルはみんなが不足しやすいんですけどね。
亜鉛は脳にとって重要なミネラルで、落ち着かせる神経伝達物質GABAを増やす働きがあります。
GABA入りの〇〇、リラックスを売りにさかんに宣伝していますけど、GABAは血液脳関門(BBB)を通過できませんので、口からとっても脳に作用することは出来ません。(脳の中で自分で作る必要があります)
脳内のGABAが増えることで、睡眠の質は良くなるんですね。
それに落ち着きがないのが良くなりますので、成績が良くなる・・・かも
子供時代の栄養って大切ですね。
身長は成長期しか伸ばすことが出来ませんので、不眠症がある子や、小学校高学年~中学生くらいまでに背が伸びない子は対処してあげてくださいね。
ましてや、夜更かしはさせないように、お気を付け下さいませ