不妊症に関して、医学の発展と友にいろいろ分かってきてイイ面、悪い面・・・あるなぁ~と感じたこと。
不妊の夫婦のうち、どちらか一方に問題があった場合・・・問題がなかった方は、「自分には関係ナイ」となってしまうケースがあります
「あなたのせいだから、あなた(だけ)が頑張ればいい」
・・・そういって、原因があると言われた方は、一人で頑張って漢方を飲んだり、病院に通ったりしている方が何人もいます。
それで結果が良くないと責められる・・・。
でも、そんな考えでは、相手はどんどん気持ちが追い込まれてストレスで弱っていきますよ
ストレスは脳の神経伝達に影響しますし、脳と生殖機能って一見関係ナイようですけど、例えば、性腺刺激ホルモンは脳の一部である下垂体という部分から放出されます
抗精神薬の一部に、ホルモン関係の副作用があるのもそのためです。
脳を心地よ~くしておくには、心無い言葉は控えないといけませんよね
それに自分は大丈夫と何もしないでいたら、いつの間にか老化してダメになっているかもしれません。
ずーっと大丈夫なわけじゃないから、ちょっとは努力しとかないと
何となく傾向として、ご夫婦二人共に不妊の原因があっても、一方だけの原因を責められながら治療している方より、妊娠・出産率がずっとイイように感じます
何にもないけど、一応自分も老化防止に何か飲んでおこうとか、一緒に食事も気をつけよう・・・とか、協力してくれる相手って嬉しいですよね。
「お前のせいだから知らん」ってちょっと悲しい。
医学の発展のせい・・・というより、ご夫婦の心次第なんですけど、いろいろなことがわかってきてイイ反面、新しい種類の悩みや葛藤も増えます
昔だったら一方的に女性の責任にされていましたから、それは解消されて良かったのでしょうけどね。
でも一人で妊娠できるわけじゃないから、本来はどっちだけのせい・・・ってもんでもない。
・・・いや、なんだか最近卵子だけで分裂できる技術もあるらしいから、将来どんな世界になるか分からないけど・・・。
技術だけはどんどん発展していきますが、人間の心まではなかなかついていけない。
とりあえず、技術の前に、ご夫婦のありかたが一番重要じゃないかな・・・と思うのでした。