先日の新聞で、てんかんの記事が連載されていました。
てんかんの症状の大部分は、抗てんかん薬でうまくコントロールすれば、全く普通の生活が送れます。
それでも社会的な差別を受けたり、就業困難になってしまう方が多く、悲しいことにそれを苦にして自殺してしまう方も少なくないんだそうです
急に気を失ったり、痙攣の症状に、一般の方は恐怖を感じるのかもしれません。
でも一番困っているのは、持病をお持ちのご本人なんですから、理解してもらいたいものですよね
何度もしつこいですが・・・多くの方は薬で発作が起こらないようにコンロトールできてますよ
昔は車の運転免許が取れなかったのですが、今は一定の条件と医師のお墨付きがあれば、免許も取れるようになりましたしね
ただ、ごく一部の方は、発作の抑制が安定しなかったり、薬の効き目がイマイチの方もいらっしゃるようです。
そういった場合に、漢方薬を使うと、薬の効き目も良くなって、発作回数が減少できる場合も結構あります。
変わった症例では、抗てんかん薬をつかうと創作のひらめきがなくなってしまうので、漢方薬を使っている・・・という芸術家の方がいるのだそうです。
てんかんの発作の前には、アウラと呼ばれる異常感が起こるそうなのですが、それが芸術的感覚に繋がっていて、かの有名なドストエフスキーも、その感覚を創作活動に生かしていた・・・と言われています。(もちろん運転や危険な業務の方はそんなこと言ってられませんけども)
てんかん発作治療の第一選択は、抗てんかん薬なのですが、昔ながらの漢方薬も、手助けになるというのをどうぞ頭の片隅にでも置いといてくださいね