ヤマト・アスカ旅行の2日目の早朝、大和三山の一つである畝傍山(標高198.5m)の麓にある「橿原(かしはら)神宮」を参詣した。初代天皇である神武天皇とその皇后を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされる地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、1890年に創建された。本殿は1855年に建てられた京都御所賢所が1890年に移築されたもの。橿原神宮の北には神武天皇陵がある。
前日に訪問した日本最古の神社である三輪山麓の大神(おおみわ)神社と比べると、橿原神宮は近代(1890年)の創建であるが、参道から拝殿に続く境内は清らかな空気がただよい、伝統的な日本建築の建物(拝殿、回廊等)と相まって、日本人の精神的な故郷を感じる神社であった。
現地で撮影した写真を掲載する。
2.内拝殿(外拝殿から撮影)
3.外拝殿横の回廊
4.外拝殿
5.外拝殿前の松の木