嵐のときに | 染と呉服 京やの覚え書き

染と呉服 京やの覚え書き

染と呉服京やの三代目、猪上勝也と嫁のブログです。

おはようございます、勝也です。


今回のような台風や嵐の時に

昔の人はどうしていたのかと

想像を巡らせます。


濡れるに任せる人、

手ぬぐいを頭に乗せる人

傘をさす人、

笠をかぶる人、

頭巾をかぶる人、などなど…。


麻や木綿などの

植物性繊維は濡れても強いですが、

絹は濡れるとスレやすく

今も昔も

できれば雨を避けたいところでしょう。


また、江戸時には

「紙布」の着物もありました。


「紙」と聞くと

水に溶けてしまうのではと

思われるかもしれませんが、

楮やみつまた等を原料とする和紙は

細く裁断して撚りをかけて糸にすると

濡れても強く乾きも早い作業着になりました。



最近で

着物でびしょ濡れという姿は

夏の大雨の花火大会がありましたね。


あの雨に濡れた浴衣たちは

ちゃんとお手入れしてもらえたのでしょうか…。






小平「染と呉服京や」のサイトです。

どうぞご贔屓に。

東京小平の着物専門店

http://kimono-kyouya.com




ポチッと押して頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 小平情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ