おはようございます、京やの勝也です。

 

先日の喪服の話に関連して

家の決まりごとや

地域の風習がない場合の

葬儀や法事の話です。


葬儀への参列では

親族としては黒喪服が基本です。

一周忌までは黒で、

三回忌など遠くなると色無地に黒共帯、

更に色無地に色共帯と

移行していきます。

 

葬儀に戻って

ご縁があるということでの参列では

「親族に間違えられないように」

との配慮から、黒喪服を遠慮することが多いようです。


抜紋が五つ入った色紋付きが

「準」となりますが、

無地としては格式がありすぎて

他に使いにくいというデメリットもあります。


そこで

色無地に黒共帯となりますが、

最近では「抜」はもちろん、

「縫」の一つ紋でも十分です。


彩度が高い「派手に見える色」は

当然ですが、

地紋がある生地の場合には

いわゆる「吉祥文様」は小さくても避けたいところです。


江戸小紋も色と模様によっては大丈夫。

鮫、行儀、角通し、霰、毛万筋などは

格が高いので良いと思います。


紬では、大島のような「絣」は不向きです。

結城などの無地はよい場合もありますが

八掛けの色が洒落ていると難しいです。


紋がない色無地や

お洒落紋が付いていて着にくいときには

一つ紋の黒羽織がよいです。

ただし、

丈が長い「長羽織」は洒落もの扱いですので

ヒザ丈位までが正装の印象になるでしょう。

 

故人を偲ぶ気持ちの表現方法ですので

様々なコーディネートが考えられますが、

実は着物というだけで注目されるものです。


理に叶った着物姿は

参列される皆様が

故人に心を向けるられるような雰囲気を作り出します。


格調高く、お静かに。

法事の着物のポイントだと思います。

 

 

◆「緊急事態宣言解除後の感染症予防と営業について」掲載◆

小平「染と呉服京や」のホームページ

東京小平の着物専門店
http://kimono-kyouya.com

 

 

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