銭函駅から小樽に向かう坂の頂上で、縦断唯一のトンネルワープをした。
この1kちょいのワープが縦断中ずっと心を痛めた。
でも、本当に北海道のトンネルは狭く、車は猛スピードで飛ばしてくるので安全策だったと今では思う。
入院し手術をしたオヤジの事やコマワリの死が本当に引きずって走っていた。
しかし、マネージャーの牧人や事務所の人間に心配かけないように踏ん張っていた。そんな中、通りすがりの人たちの応援や出逢う人たちのフレンドリーな対応にどれだけ救われたことだろう。今もあの日のことが鮮明に思い出されます。
車でわざわざ追いかけてきてレコードを買ってくれた人は、今、元気だろうか?ラーメン屋の清流のおじさんは元気だろうか?
悲しみをバネに走り続けていたあの日が今、心を熱くさせます。
