しばらく空中を飛び続け、着地をした。


「んしょっと!」

「ふぅっ・・・」

「どうでした? 楽しかったですか?」

「楽しかったっつーよりは、疲れた、って感じだな」


俺は苦笑いでため息をついた。

シャロンはすごい笑顔だ。


「あはは! でも、そろそろですよ?」

「ん? 何がだよ、こんな森で・・・」



そう、ここは森だ。

少し開けた森の中。

木々の間からは木漏れ日が・・・。

まぶしいけど、その間から空が見える。晴れている。

こんなとこで、何すんだ・・・?



?「シャローーーーーーーン!!!」

「うるせ!!」


「キラ~~~!!」

「キラ!?」



それは名前のように聴き取れた。

シャロンは問いかけ続ける。



「お~い!」

?「ん? お――、シャロンじゃん?」



ひょっこりと、何かが顔をのぞかせた。

丸い物体の上に乗っているようだ・・・。



?「今いくよっ。・・・よっと」



そういうと、その物体の上に乗っているやつは、その物体をぐいっとひっぱって落ちてきた。

物体は、柔らかいようだ・・・。



びゅっ、またも風を切る音。

素早く下りて(落ちて?)きたやつ。と物体。

しゅたっ。ぼむっ。

なんだこの効果音・・・。


そいつは立ちあがり、顔をあげた。


?「やあ。ボクは・・・」


?「ロキラント!! よろぴか☆」


・・・背景は星でお願いします。

そんなやつが落っこちてきた。

ああ・・・なんかめんどくさいことになりそうだ・・・。

よろぴか?


キラ「キラってよんでね! ロキでもいーけど」

「つか、だれ?」

キラ「あ――、コイツのことか!」


そういって、袖に隠れた手で、あの物体を指し示す。


キラ「コイツは、むぽ!」


効果音はむぽ~。わかりやすっ。

よくみると、それにも目と口と頬と耳がある。鼻は不明。

つうか、だれ、って言ったの、むぽってやつのことじゃなくて、お前のことだよ・・・。


シャロン「紹介しますね!」

「そうして・・・」

シャロン「彼・・・ロキラントは、ボクの友達なのです」

「友達?」


そういうと、キラは俺を見つけて歩み寄ってきた。


キラ「ん? あれ・・・?」

「おぅ、なんだよ?」


小っさいな。

俺の膝より下だ。

変なやつ・・・?


キラは、俺の顔を不思議そうに見つめる。


キラ「ネ・・・」

シャロン「ハイ、ダメ!」


ぽふっ。

シャロンはキラの口を意味ありげに手でふさいだ。


シャロン「いいー? ダメって言ったでしょお!?」

キラ「むー」


キラはふてくされてる。

ネ・・・、って、なんだ?






-次回予告-

なんだコイツ?

いろんなトコが変なやつだな・・・。


ん? 行くってどこへ?

次回、キラのヘンな力が発動?多分。

-続く-