10月13日はサワラハンティング第5戦。
お世話になったのは長浦港こなや丸。
約1年間、サワラを釣ってなくてね。
昨年10月末に釣りガールさんをお連れした時以来かな。
スピニングリールを使ったことの無い(少ない?)彼女にあれこれ教えて、納竿10分前にワラサとサワラを釣って貰ったっけ。
オイラも2本のサワラを引き摺り出したっけ。
あの釣行は昨年のベストバウトだったよね(笑)
あのあと位からかな。
まともな釣果を出せなくなったのは・・・
サワラが釣れなくなっちまった。
そしてタチウオジギングも絶不調になっちまった。
他の釣りもサッパリ・・・
マジで悲惨なのはサワラハンティングのホゲ連回数。
『2連チャンでホゲた』
『5連敗しちゃったよ』
なんて聞くけど、オイラからしたら・・・
だからそれが何よ?
その位でガタガタ言ってんじゃねーよ!
・・・って思える位のホゲ連なのよ。
まあそれはあとで書くとして。
正直行くのが怖いのもある。
だって釣れる気がしないんだもの。
行っても連敗をムダに伸ばすだけだし。
でも行かなきゃ連敗は止まらない。
1週間前に予約を入れたのよ。
釣行前日。
ちょいと早目に船宿に潜入。
暫くすると2台入って来たね。
そして更にもう1台。
その運転手がオイラのとこに。
あ!
はんだマンだ。
一昨年辺りから見掛ける様になった、手練れの男性である。
コーヒーの差し入れご馳走さまです。
彼の今シーズンの戦績は4戦してサゴシ1本らしい。
オイラは4戦してサゴシ2本。
ホゲ仲間だね(笑)
2人で色んな釣りの話をすること1時間以上。
最近はイサキやアジにも手を出しているらしい。
この浮気者めぇ!
(゜o゜)\(-_-) オマエガイチバンヤバイッテ!
夕方まで待って札を貰って帰宅。
この時点では13人って聞いてたけど、この日結構釣れていたからなぁ。
晩酌後の楽しみは恒例の夜更かし(笑)
目の保養に勤しむ。
13人ってどうせ野郎ばっかりだろ?
(゜o゜)\(-_-) オマエモナ!
しかも増えそうだし(笑)
もちょ可愛いなぁ!
とか家族のいるとこでは言えないし・・・
普通に言ってるか(笑)
まあそんなことをしていたら、1時半になっちまったので寝ることに・・・
釣行当日。
いつも通り4時に起床。
5時に船宿に潜入。
やはり満員御礼か。
金曜日なのに。
5:25
長浦港は車でギッシリ。
北風予報は6m
まあ大したことは無いか(笑)
船の横でボケッとしていたら、背の高いスキンヘッドの男性に話し掛けられた。
男性 『前も一緒になったことありましたよね(笑)』
こちょ 『ありました、ありました(笑)』
彼がゴツかったから覚えてたのよ。
ゴツいけど船には弱いらしい。
男性 『前に一緒に乗った時は、艫でオエオエやってました・・・』
そのギャップが何とも言えないかも。
男性 『揺れそうだし艫に行きます』
彼は船に弱くても結構釣るのよね。
乗船開始。
段下も考えてたけど、満員御礼だし。
それなら前に行きましょうかね。
右舷の1番を選択。
『ここ入ってもいいですか?』
先程の男性の仲間から声を掛けられた。
年はオイラより上かな。
勿論、断る理由は無い。
『ここでやっても良いですか?』
左舷1番(背中合わせ)に入ったのは、アゴヒゲの男性。
こちょ 『どうぞどうぞ!』
何故オイラに聞くんだろう?
そんなに変なオーラ出してる?
まあガチガチでやってるのと、ホゲ連で殺気が出まくってるのが見えるのかしら(笑)
2人とも感じの良い人で良かったよ。
前々回にガブガブ氏と乗った時は、どうしようも無いアホが隣に来たからねぇ。
挨拶もまともに出来ねーの(笑)
両舷艫を取られてしまったはんだマンは、右舷の段下にロッドを挿してたね。
情報交換しましょう(笑)
親方がやって来た。
『あまり飛ばさない方が良い感じですね』
『巻きスピードはそんなに速くないみたいですね』
まだそうなのか・・・
オイラの武器?は、その巻きスピードなのに・・・
でも釣れないのでは仕方無いよね。
そして親方から言われた。
『あとはこちょさんだけなんですよねぇ(笑)』
更に・・・
『こちょさん、殺気が凄いんですよ(笑)』
まあこれだけ連敗するとねぇ・・・
6:05
こなや丸出船。
この2日前からポイントを湾奥方面にしていたね。
この日もそちらに向かってクルージング。
6:35
最初のポイントに到着。
隣&背中合わせの男性が『宜しくお願いします!』
こちょ 『宜しくお願いします!』
何なんだ?
このかたい挨拶は?(笑)
親方のアナウンスで戦闘開始。
水深15mラインから。
お立ち台からなので飛距離は稼げる。
しかし、今回は飛距離を抑えめに・・・
着底させてからの中速巻きを繰り返す。
・・・と言っても、ビギナーさんの高速巻き位だと思うけど(笑)
3流し目位かな。
隣の男性がロッドを曲げる。
直ぐに親方に合図。
あの走り方は本命でしょ。
意外とすんなり寄って来たサワラを親方がタモ入れ。
いいなぁ~
この男性はこの10分後にもサゴシを捕獲。
やはりオイラは何かが合ってないんだろうね。
彼のリールを見たらオイラのよりも1回り小さい。
そしてスプールにはラインが3分の2程度しか巻かれていない。
巻き取り量は少ないよな。
それでもかなりの勢いで回してるし。
一体どうしたら良いんだろう?
色々試してみたがノーバイトは変わらず。
7:40
左舷段下もサワラを捕獲していたね。
その隣もシーバスを掛けていた。
オイラの背中合わせも何かを掛けたんだけど、姿を見る前に無念のフックアウト。
あの潜り込みかたは恐らく違う魚(ワラサ)かなぁ。
14:50
オイラはここまでノーバイト。
はんだマンは中盤戦でサゴシのバラしのみ。
何故か左舷にバイトが集中。
右舷は2番と艫以外はサワラは不発。
また隣がロッドを曲げたけどバラし。
『切られた!』って言いながら回収していたけど、メインラインの端っこが残っていた。
切られたのではなく、システムが抜けたんだね。
勿体無いわぁ。
オイラもこれをやりたくないので、かなり強めに引っ張ってシステムを組んでるのよ。
1.5号だと千切ってしまうことが多いので、最近は2号を巻いてるのよ。
そして引っ張り過ぎてPEで自身の指を切るという(笑)
時間的にも最後の流し。
どうせ小細工しても釣れないんだから、自分の得意なやり方で攻めてやるわ。
その方が納得するし。
作戦変更じゃ!
着底させてからの高速巻きに切り換えてリアクションバイトを誘う。
ガツッ!
げっ!
最後の流しでようやく初バイト。
乗らなかったけど・・・
しかし、そこで思った。
高速巻きでもバイトして来るんじゃん!
じゃあやってやるよ!
タックルチェンジ。
ロッドスタンドから持ってきた。
アブガルシア
レボSPロケット4000S
ハンドル1回転で最大124センチ。
お化けリールだ(笑)
ネットの何処かに『対サワラ用』って書いていたね。
出て直ぐにポチったのよ。
その直後に品切れになって、まだ入荷待ちみたいね。
メタルマジックをキャスト。
着底させてからの超高速巻き。
速っ!
マーカーがもの凄い勢いで移動するのよ。
このリール使ってる時は、絶対によそ見厳禁だね。
ロッド折っちゃうからね。
正直言って巻き取りの重さは、結構感じるかな。
ツインパワーの1.5倍はあるんじゃないかしら(笑)
でもそれって個人的には大した問題ではないのよね。
重かったらその分、力ずくで巻けば良いだけだし(笑)
ん?
変なこと言ってるかしら?
そう、オイラは誰よりも速くルアーを泳がせることに拘って、サワラの釣りかたを忘れてしまった悲しい漢。
着底から力任せの超高速巻きで、何度もレンジを叩く・・・
ゴツッ!
強烈な衝撃と共にハンドルが止められた。
巻き取り量が多い分、衝撃も割り増しだと思われる。
食わせた!
そして・・・
リールが壊れなかった(笑)
そのまま強引に巻き合わせてからフッキング。
乗ったみたいだね。
しかしドラグは滑らない。
上げてみてイナダだったらガッカリするので、イナダ、シーバス、タチウオでは滑らない用にしているのよ。
イナダかシーバス?
でも力が強いしなぁ。
直後に浮き上がって船から離れだした。
本命っぽい。
無理くりに間合いを詰めたのと同時に親方が来てくれた。
親方 『ドラグ締めすぎ!』
こちょ 『出ないってことはサゴシ?』
でもパワーあったしなぁ。
こちょ 『あ、サワラだ!』
ここでようやくドラグを滑らせて走り回る。
他の人は1回でタモに入るのに、オイラの時は4~5回はタモに入らずに手こずるのよ。
それでも強引に寄せて親方の構えるタモに滑り込ませた。
15:30
久しぶりにオイラのスペーザホエールに、オイラが釣ったサワラが入った。
釣れてくれて有難うね。
この1本で昨年秋からの連敗は12でストップ。
12連敗よ。
『5~6連敗した位でガタガタ言うな』ってのが分かるでしょ?
まあ12連敗と言っても、その半数以上(確か8回)が緑の船じゃなかったし、その中でもサワラが船中でゼロってのも何回もあったからね。
やはりこの船が1番良いわ(笑)
・・・って言っても、ただホゲ連が止まっただけ。
納得のいく内容ではないよね。
やはり3本は獲らないと!
次戦は最初から攻めることにしよう。
出船前に親方の言っていた『殺気』は抑えめにしてね(笑)
取り敢えず今回はお化けリールに救われたわ。
それと窮地から救ってくれたアイテムがもう1つ・・・
ゆいゆいのアクスタ!
もしかしたら御利益があったかも(笑)
12連敗でそれだけ追い詰められていたってことで(笑)
嫁さんに見せたら・・・
『ちゃんとケースに入れて、傷が付かない様にしておきなよ!』だそうです(笑)