南房半夜黒ムツ狩り2021 ~ デカいだけじゃなぁ! 邪魔するなぁ! ~ | こちょこちょまん参上!!

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7月24日は南房半夜黒ムツ狩り。

お世話になったのは勝山港 萬栄丸。



今回はお誘いを頂いての釣行。

『他にも誰か・・・』ってことで親分とT氏にも声を掛けたら、2人とも二つ返事で参戦するって。

親分は超久しぶりの黒ムツ狩り。

T氏は初挑戦。

今回は彼の仕掛けも大量に作製しておいたのよ。








釣行当日。

正午には家を出て千葉県を南下。

その途中にある魔界で刀狩りで使うメタルジグを漁る予定だったので、ちょいと早目に出たのよ。






14時には勝山入り。

おどやとファミマで買い出ししてから駐車場で時間を潰す。








15:50




勝山港に到着。

既に親分とT氏は到着していたね。

船着き場に入っていく所に7~8人の人の群れ。

何やら大声で盛り上がっている。

飲んでたっぽい。

恐らく午前船から帰港してからの解散前に、楽しく反省会でもしているのであろう。







3人でその横を通って船の横。

既に釣り座は確定している。

オイラは右舷1番。

2人は背中合わせ。

今回はT氏が1番、親分が2番。

中乗りさんがテバテバと積み込みを手伝ってくれた。

ふと周りを見渡すと他の釣り座には、既に荷物が置かれている。

もしかしてあの集団かな?







彼等に近付いてみるとハッキリと『こちょまん』というワードが聞こえた。

やっぱりそうだわ。

直ぐにメンバーに挨拶。

少し遅れて親分&T氏もそこに合流。








ほぼ全員集まったとこで乗船料の徴収。

前日に幹事さんからは『定員の14人まで届かなかったので1000円上乗せしてもOK?』と打診を受けていた。

この釣りで片舷7⇒6人になると、めちゃくちゃ快適になるのは以前から知っている。

勿論、オイラも2人も快諾していた。







普通に徴収に応じようとしていたのだが、その肝心の幹事さんはかなりの酩酊状態。

1人当たりの徴収金額を再確認するも二転三転・・・

最終の乗船人数を聞いたがハッキリせず・・・

しかし、手にはそれなりの現金はあるし。

こちょ   『1人から幾ら集めたんですか?』

幹事さん   『それがハッキリ・・・』

こちょ   『何人から集めました?』

幹事さん   『それもイマイチ・・・』

こちょ   『それでどうするんですか?』

幹事さん   『こちょさんはこの船によく乗っているので、あとはお願いします!』

無造作に重ねられた札束を差し出された。

受け取れるわけが無い。





こちょ   『ちゃんと数えましょうよ!』

幹事さん   『千円札が多くて大変なんですよね』

ワシャワシャと数え出したら、今度はそれを落っことした!

皆大慌てで回収。

風が弱くて良かったわ・・・


ちょいと言葉は違うかも知れないが、内容はこんな感じ。

本当はもっと色々なやり取りがあったんだけどね。







親分&T氏は早く渡してスッキリしたい感じだったけど、ここで渡したらかなりヤバいことになるのは確実。

こちょ   『もうワケが分からないから、個別での精算にしますよ?』

幹事さん   『いえ、船宿から纏めて支払う様に言われてます』


いやいや、そんなことは無いと思うけど。

2人を連れて再度船の横にいた社長に聞きに行った。

こちょ   『仕立てだけど纏めてじゃなきゃいけないんですか?』

社長   『いえ、個別でも全然構いませんよ』

やっぱりそうだよな・・・

誰から聞いたんだ?


金銭のゴタゴタは勘弁なので、3人で個別に乗船受け付けを行なった。






なんてことがあったりしてね。

オイラは今までやったことは無かったし、今後もやることは無いと思うけど、もしこの様な大役を引き受ける事になったとしたら・・・

①メンバーの集金リストを作る

②集金袋を持参

③取り敢えず個別で受付け(追加分は別途徴収)



そして・・・

④酒は飲まない

人様の金を預かるのに、ワケが分からなくなるまで酔っ払っていたら不味いと思うからさ。


まぁこれはオイラ個人の考え方なんだけどね。







話がかなりズレてしまったね。


そろそろ元に戻そうかな・・・








16:30




左舷で準備を終えたT氏と親分。





この2人の近くにいた社長に大声で・・・

『こちょこちょまん知ってますかぁ???』

2人には内緒に・・・ってお願いしていたのにね。








17:00




定刻に第18萬栄丸出船。

船長   『沖のポイントは潮が速くて釣りにならないので、近場でやります』

ゆっくり走って行くとのこと。

3人で世間話しながらクルージング。








17:30




近場のポイントに到着。










T氏もオイラの作った仕掛けにエサを付けてスタンバイ。








先ずは水深140mラインから。

一斉に150号のオモリを投げ込む。

潮はそんなに飛んでは無さそうだね。




アナウンス通りボトムから5m上までを探ってみたか、魚からの挨拶は無かったね。








17:45




良さげな反応を見付けて仕掛けを投下するが、無傷の状態でエサが戻って来るんだよね。




本命が釣れ始めるのって、毎回暗くなってからだよね。

そのうち食ってくるでしょ。








18:10




水深160mラインでの攻防。

120mまでゆっくりと掛け上がって来るポイントだね。

ここは初めてかも。

なかなか食って来ないなぁ・・・








18:40


水深150mラインを叩く。

ようやくガツガツやりだした。

取り敢えず目先の1本を獲りに行くか!

最高速で回収。







ようやくホゲ脱出。

あー、良かった(笑)

繰り返し投入OKの確認をしてから、速攻でエサを付け替えてボトムに落とす。

ボトムを切ってから2mほど巻き上げて、そこでキープ。

直ぐにティップに魚信。

ちょいと放置プレイ。

仕掛けの上げ下げはしてるけどね(笑)





そろそろ回収するか。

スイッチを入れて最高速で回収。

重っ!








18:45




黒ムツ2本とアジの3点掛け。

アジは暴れて見えなくなっちゃったね。

恥ずかしかったのかも・・・








19:05




親分より先にT氏がホゲ脱出に成功。

向こうに見える職漁船は納竿までずっと近くをウロウロしていたね。








19:30




写真だと分かりにくいけど、昇ってくる満月が大きかったのよ。










それを撮るT氏を盗撮(笑)








この日、アングラーを苦しませたのは・・・




大きいアジ。

でも美味そうじゃないんだよね・・・








20:00




アンタは美味そうだよね。








20:20




さっきのあの船だね。

右舷に強烈に明るい照明を装備。

眩しいっつーの(笑)








20:30




ちょいと時間を置いて釣れた本命。

その都度写真を撮っていないが、アジが入れ食いなのよ・・・








20:40




この日は小型が殆んどで、まあまあサイズがそこに混じる感じ。

小さくても良いのでお土産を稼がなくては・・・








21:30




親分も型を出してからはポツポツと数を伸ばす。

T氏もお土産分は確保していたね。










アジが入れ食い。

時たま本命。

たまぁにサバ。

そして忘れていた頃にスミヤキ。

メインラインを10mも切って行きやがった!

今度釣ったら刺身にしてやるぜ。








21:40




普段ならサバダバ祭りであるが、この日はアジアジ祭り・・・

どのレンジを攻めても黒ムツよりも先に食っちゃうのよ・・・








22:00




マジで困った奴等だわ。

隣にプライヤーを置いてみた。

大きいのよ。

いくら大きくても美味くないんじゃなぁ・・・

フライにしたら良いのかも知れないけど、こちょ家で美味いか否かは刺身にしたら・・・での話なのよ。


緑の船で釣らせてくれる金色のアジだったら大喜びなんだけどなぁ。







持って帰る気になれない魚に実釣時間を削られまくる・・・








22:10




久しぶりに釣れたぞ。

お願いだからアジより先に食っておくれ。








22:20


ボトムを切ってレンジ内を叩いていたら、ようやく黒ムツっぽいアタリ出現!

放置して黒ムツを追加させよう!







暫くしてから電動リールのスイッチオン!

ロッドが折れそうになってるし・・・

よしよし、黒ムツ3本ゲットじゃ(笑)








しかし、現実は甘くない。

上がって来た魚を見てガッカリ・・・





 


黒ムツは1本だけ・・・

1本だけでも掛けただけマシか(笑)








23:00




黒ムツ狩り終了。

何を釣りに行ったんだかねぇ(笑)





普段の遠いポイントなら帰港まで1時間掛かるので、翌日の刀狩りに備えて爆睡するんだけど、今回は近場なので20分ほど。

なので3人で釣り談義。

2人とも10本を釣ってツ抜けしたらしい。








この日の釣果!




黒ムツ 13本。

小型が多かったのでクーラーの底が見えてるし。

珍しくサバは1本のみ。

今回釣ったアジは20本以上。




黒ムツは翌日、緑の船宿とブル兄さんへのお土産にした。

それとタチウオを取りに来てくれた後輩君と実家にも渡して喜んで貰ったのよ。




こちょ家に残ったのは4本。

また狩りに行かないとね!