今日、全国各地で最高気温が30度を超える真夏日となりましたが、こんな暑い時は涼しい避暑地へ出かけたいもの。それにはやはり高所山岳観光地が適しています。
有給休暇が取れる方は梅雨の晴れ間にいざ。
(1) 室堂平(
昨日投稿した黒部渓谷下ノ廊下の起点となる黒部ダムを通る、立山黒部アルペンルート中、最高所となる標高約2450mに位置する大平原。
ここには「日本一」を冠する施設がいくつもあります。
「ホテル立山」。立山山頂を望むことができる雲上ホテル。
② 日本一標高が高い所にある温泉
「みくりが池温泉」。平原の中心の周囲600mの火口湖「みくりが池」西にある温泉宿泊施設。ご来光を見て朝風呂に入る行楽客も少なくありません。
③ 日本一標高が高い所にあるトンネル
標高2316mの大観峰から2430mの室堂を結ぶ全長3562mの立山トンネル。この中をトンネル・トロリー・バスが走りますが、もちろんトロリーバスも日本一の標高地を走るトロリー。
室堂平には回遊遊歩道が整備されており、みくりが池のほか、池面が赤く見える血の池やリンドウ池、各所から硫黄の煙が噴出す地獄谷等、立山をバックに雄大な散策が楽しめます。
(2) 大台ケ原(
これは去年、「関西一の絶景」の記事で詳しく紹介したから説明不要ですが、誰もが納得する「関西一の避暑地」でもあります。
現在、ドライブウェイではマイカー規制が行われてい
るかも知れませんが、山奥の観光地としてはバスの便は多い方。
駐車場の標高が既に1500mを超えているため、降り立つとひんやりします。クマザサ、イトザサの平原の中に白骨林が林立しており、その中を野生の鹿が行き交います。
標高1695mにある展望台からは尾鷲湾を遠望できるほか、天気がよければ富士山も。
谷風が足元から吹き上げてくる大蛇ケくら展望所、吊り橋があるシオカラ谷では水遊びも。
(3) 瓶ケ森(
この山や周辺の山々については、「雲海遺産」記事で触れましたが、四国以外の方の中には、高知県に西日本有数の高山が沢山あることを知らない方も多いようです。
その記事でも触れたように、石鎚山土小屋登山口(
愛媛県)から国道194号上方の桑瀬峠までは、標高1500~1900m弱の山々がひしめいており、それらの尾根直下を「UFOライン」と呼ばれる町道瓶ケ森線が走り、雲上ドライブを楽しむことができるのです。
その山々の中心にあるのが瓶ケ森(1896m・山頂は愛媛県側)で、森林限界を超えていることから視界を遮るものは何もなく、「氷見二千石原」と呼ばれるクマザサの大平原が広がっています。この山にも白骨林が見かけられます。
写真でも分かるように、午後でも雲が眼下に下りていることがあり、正真正銘の雲上ハイキングを楽しめます。
食堂兼宿泊施設の山荘しらさではキジ料理が人気。
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