二週間ほど前、本国フランスで発売された日本観光ガイド書「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」改訂版ですが、まだアマゾン等では販売されてないようです。英語版は秋頃の発売予定。
アメブロガーも何人も記事で取り上げていますが、なぜか四国を取り上げているブロガーは一人もいない模様。これは改訂版では追加の四国の観光地が少なかったためでしょう。その数僅か二箇所。愛媛県大洲市の臥龍山荘と同県宇和島市の宇和島城のみ。何か、ミシュラン関係者に差別された観さえあります。
臥龍のある大洲市の中心部はご存知、四国屈指の「小京都」の一つ。画像の臥龍山荘母屋である臥龍院も、明治40年、京都の桂離宮や修学院を参考に建設されたもの。
大洲中心部は大正7年に開業した愛媛鉄道の 起点だったこともあり、拙著「四国の鉄道廃線ハイキング」には駅跡や廃線跡を記載していますが、それ以外に、山荘その他の史跡を巡る、徹底的に考え抜いた独自設定の街歩きコースも載せています。
それはいつか「ミシュラン&見知ランシリーズ」の愛媛県編で紹介しましょう。
宇和島市の中心部へも私は過去、ビジネスで何度も出かけているのですが、樺崎砲台以外は殆ど探訪していません。
宇和島城は幕末、山内容堂公らと共に「四賢侯」と呼ばれた賢者の一人、伊達氏代々の居城で約400年前に築城されたもの。
去年述べたように、文久元年初頭、坂本龍馬は極秘に四万十町から愛媛県鬼北町へと国抜けして短期脱藩し、複数の宇和島藩士と交流していたことが、それら交流した志士の伝記に記述されているですが、その一人の銅像が城の南西にあるのです。
宇和島での調査は今年秋以降になるものと思います。
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