大河ドラマ「真田丸」勝手にコラボ企画 第35話「犬伏」 | こっちゃんの不楽是如何(たのしまずんばこれいかん)

まさかのチョイ役登場、伊達秀宗(笑)。 彼は伊達政宗の長男ですが側室である飯坂御前(「独眼竜政宗」では秋吉久美子さんが演じられていました。)の子であったため嫡男にはなれず、後に宇和島藩の初代藩主となる子です。

 

犬伏の別れの下駄投げつけ前歯欠け事件も抜け目なく描かれてしまっていたので、今日は衝撃の死を迎えた細川忠興夫人、ガラシャの話。

彼女は明智光秀の娘で、名を玉といいました。たいそう絶世の美女だったようで、夫・細川忠興の寵愛も並々ならなかったようです。

本能寺の変の折に親族として罪が及ぶことを恐れた父・藤孝に玉を離縁するするよう言われても忠興は断固拒否。

また植木職人が彼女の顔を見たというだけで、嫉妬に狂った忠興はその植木職人を斬首。

そして関ヶ原の戦いの発端となった上杉討伐に向かう際、忠興は「敵に捕まる辱めを受けるようであれば、屋敷に火を放ち自らの命を絶つ」よう命じたのです。

そして今夜の放送にあった通り、石田方に人質に取られそうになったガラシャは屋敷に火を放ち、家老に自らを殺させます。

戦後の忠興の落胆と怒りは激しく、当時細川家に砲術指南として仕えており屋敷の護衛をしていながら逃亡した稲富祐直には追手を差し向け(後に徳川家康によって助命される。)、同じく屋敷から逃げ延びた嫡男・忠隆の妻(前田利家の娘)と離縁するように忠隆に要求。

これを拒んだ忠隆は廃嫡・勘当され、三男・忠利が嫡男となりました。

 

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歴史大好き古藤が、大河ドラマを見て何も見ずに自分の記憶のまま思ったことを書くだけの企画です。史実と異なる場合もあるかと思いますが、ひらにご容赦を。