2018年4月3日(火)~5日(木)のことです。
これからDC(ドセタキセル+カルボプラチン)を3週毎に1回、6クール受けることになります。
初回は万一、急性症状が起きたときの対応のため、入院での投与になりました。
ワタシにとって化学療法は未知の世界。
どんな副作用がでるかわからないので、入院前夜はおいしくて栄養のあるものを食べておこうとタッキー(母、享年91歳)のために買い置きしていた冷凍のうなぎのかば焼きを食べました。(笑)
ほんとうはタッキーに食べてもらいたかった。
初日は血液検査・尿検査、薬剤師さん、栄養士さんの説明やアレルギーの有無の確認くらいしかすることがないので、とても暇でした。
お天気がよくて窓際のワタシのベッドはちょっと暑いくらいで、日中はデイルームに逃げていました。(笑)
2日目はいよいよ抗がん剤の点滴です。
「きのうは眠れましたか」と尋ねられ、
「はい、爆睡しすぎて夜中にイビキをかいて、夜勤の看護師さんに起こされました。」
「まあささんがですか」と看護師さん。
「はい、ワタシですっ。」
ふだんはイビキをかかないと思うのですが、どんだけリラックスしているんだか。
朝食を普通にいただいた後、ナースステイションの隣の処置室に移動です。
オキシパルスメーターと心電計を装着のうえ、15分毎に血圧測定します。
吐き気止め+生食
↓
ドセタキセル生食+5%ブドウ糖液
↓
カルボプラチン+生食
↓
生食
の手順で約3時間かけて投与します。
看護師さんがドアで繋がっているナースステーションと処置室を言ったり来たり、
ほとんどつききりで観察してくださる中、
イテテもハアハアも、ドキドキも、ゲロゲロもカユカユもなく無事終了しました。
看護師さんがおっしゃるには、
「とくに症状が出なくても、普通は血圧が上がったり下がったりするものなんですが、
まあささんはほとんど一定してますね。」
「亡くなった母にも、お前はクソ度胸(失礼な言い方でしょ?)だと言われてました。
なんでもないことにはオロオロしてるんですけどね。」
この日、ケモを担当してくださった看護師さん、消化器外科にの経験もおありで、
ストマのことも気にしてくださいました。
「見せていただいてもいいですか」って。(笑)
その時は窓なしの不透明な肌色のパウチだったのでお見せできなかったのですが、
「(触ってみて)ちゃんと高さのあるいいストマですね。」と言っていただきました。
術後の食事療法の事や、化学療法をするために体重を増やしたいのでスケジュールを繰り上げた事をお話したら、
「食べたいものがあったら、売店で買って来てもいいんですよ」と。
やったあ(←心の声)
困ったことは何事も起きず、無事終了して昼食もおいしくいただきました。(笑)
さらに夕方にはお腹が空いておやつと夜食のために、こんなモノも買って来ましたよ。
夕方、外来が終わった主治医のN先生が様子を見にきてくださいました。
「ハイハーイ! どう」
「はい、お陰様で絶好調ですっ 」
そして夕食+αもちゃんといただきましたが、昨日爆睡したせいかなかなか寝付けません。
そのときはこれがケモハイだとは気がつかず、消灯後も隠れてスマホで眠れぬ夜を過ごしていたのでした。
3日目。
明け方になってやっと少し眠り、起床時間になるや元気にパッキングをはじめました。
朝のバイタルチェックも問題なしで、N先生から退院許可も出ました。
薬剤師さんから抗がん剤投与翌日(退院日)から2日間飲むゼリータイプの吐き気止めと、浮腫対策のステロイド剤をいただいて、無事に退院いたしました。
ご訪問ありがとうございます。
見たよ の1ポチしていただけるとうれしいです。
舌癌は早期発見が大切です。
2週間以上経過しても治らない口内炎は、
口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部科などの
専門医療機関を受診しましょう
かかりつけ医に申し出れば、
すぐに紹介状を書いていただけます。
早期発見できれば、決して予後は
悪くありません。