2018年3月26日(月)のことです。
3月20日に職場と相談した結果、契約が延長できて、しかも休職扱いで社会保険各種も継続加入できることになったことをN先生に報告しました。
先生も「よかったね~。」と喜んでくださいました。
さっそくこれからすることになる化学療法のお話に。
「先生、TC療法(パクリタキセル+カルボプラチン)のことなんですけど、副作用に手の痺れがありますが、 痺れは化学療法が終われば治りますか?」
「う~ん、治療が終わっても、ずっと残るひともいるんだよね~。」
「そうですか。痺れが残っている方のお話を複数目にしたものですから。
ワタシ、手先を使うことをしているので、手が命なんです。
あとアルコール、ダメなんです。」
「えっ、アルコールダメだったんだっけ?」
「はい、まったく飲めないってわけではないんですけど、飲むと赤まだらになるんです、すぐには分解できないみたいで。
二次消化がはじまるとちょっとは飲めるんですけど。
注射の消毒もアルコールじゃないのにしてもらっています。」
「(先生、PCを見て)あ、書いてあるね~。」
「ちょっと予習して来ました。
TC療法と奏功率が同じくらいのが他にふたつあるみたいなんですけど、DC療法とイリノテカン+シスプラチン。」
「DCなら、アルコール入ってないよ。イリノテカンは腹痛が強いんだよね~。」
「はい、ワタシ、ストマなんで下痢になると管理がタイヘンになると思うんです。先生、どう思われますか?」
「お腹痛くなるとわかっていてイリノテカンにすることもないから、最初からDCにしちゃえば?」
「はい、DCがいいかな?と思ってました。(笑)」
「じゃあ、DC療法にしよう!他に何かききたいことある?」
「ドセタキセルは爪や手足症状があるみたいなんですけど?」
「うん、出方はヒトによるけど、砂利の上を歩いてるみたい、というヒトもいるね。」
「でも手の痺れが少ない少ないのがいいです、手はワタシの命なんで。」
とワタシよりも手が命の執刀医のN先生を前に豪語するワタシ。
「初回は入院になるからね~。」
「最初に手術したときにN先生が追加治療が必要なときは10日間の入院と聞いたんですけど。」
「最低3日間は入院してもらうけど。
前日に入院してもらって、次の日に点滴。急性のアレルギーとかでなければ翌日退院できるよ。」
「あ、それでお願いします。」
「なんかあったら入院延びるけどね。
隣の部屋で看護師さんが説明してくれるから、化学療法の同意書に署名してね。
2回目からは外来でできるから、化学療法室にも寄って説明受けて行ってね。」
ということで、初回は4月3日から2泊3日で入院ケモすることになりました。