2017年1月15日(日)
めっちゃ寒い冬晴れのこの日、
~一緒に考え、選び、支えるがん治療~
が今回のテーマの講座を聴講しました。
今回は癌に罹患して、
治療前から、治療後までの経過の中で、
とくに「支える」の部分にスポットを当てた内容でした。
ワタシが注目したのは、
主催の東京医科歯科大のスタッフさんの
聴講者ファーストのホスピタリティ。
ワタシは席を確保せずに開始前の
がん患者団体支援機構のブースで
がんフレンドと話し込んでいました。
そろそろ始まるというころには、
大盛況でほとんど満席でしたが、
看護師さんと思われるスタッフさんが
すかさず席を探して、案内してくださいました。
そこは、講演関係者の席の後方でしたので、
かなり遅れて来場した方のために、
先ほどまで登壇していた
演者のドクターや看護師さんが、
席を立って聴講者に席を解放して、
自分たちは横の通路の階段に腰かけて
いらしゃったのを目にしました。
素敵でした
専門・認定看護師さんによる相談ブースも設置され、
患者に向き合い、支えたいという姿勢を感じました。
舌癌という頭頸部癌サバイバーのワタシ、
今回一番注目していた演目は
川田研郎先生(*)による
咽頭・食道がんの低侵襲治療
~大酒家のためのトータルケア
でした。
*Dr.川田のブログはこちら
食道がんのブログ
食道がんはほかの癌と重複しやすい癌なのだそうです。
医科歯科大で治療した方のデータでは
なんと、56.7%!
頭頸部癌との重複が40%、
うち、舌癌との重複は19.5% もあります。
「とくに、お酒を飲んで顔が赤くなり、
だんだんお酒が飲めるようになった方は
注意が必要」なのだそうです。
え~っ
それって、ワタシのことかも~っ
普段は全く飲みませんが、
最初の1杯で赤くなってドキドキするけど、
それがおさまれば5杯くらいはいけちゃう、
というか5杯までで止めておきます。(笑)
食道癌は早く見つかれば、
内視鏡を使った低侵襲治療で充分根治でるそうです。
舌癌は自分でも目視することができる癌ですが、
食道は自分で見たり、触れたりできないですよね。
今は小型の経鼻内視鏡で、
エズくことなく検査ができるそうです。
ひとと楽しく飲むお酒は人間関係を円滑にしますし、
ひとりでリラックスするために飲むお酒も必要でしょう。
舌癌経験者でもお酒を美味しく、
末長く楽しみたい方、
経鼻内視鏡検査をしている医療機関で
ぜひぜひ検診を受けてくださいね。
☆リレーフォーライフジャパン 2017
東京お茶の水 of 東京医科歯科大学
2017年3月25日(土)12時
~3月26日(日)12時
http://relayforlife.jp/ochanomizu/2016/11/20161107/
桜の咲く季節に開催です、ぜひご参加ください!!
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