【南北会談の開催】
27日、朝鮮半島の韓国と北朝鮮の南北首脳会談が行われました。
朝鮮半島では、金正恩の独裁政治により、核及びミサイルの開発が進められ、昨年は、日本側に向けてもミサイルが数発発射され、日本海や太平洋に着弾し、国防の大きな危機が迫りました。しかし、2月の冬季オリンピックをきっかけにして、韓国と北朝鮮の緊張関係が大きく緩和され、今回の首脳会談に至りました。
【平和ムードに騙されてはいけない】
今回の首脳会談では、まず、北朝鮮の「完全な非核化」が確認されたほか、年内にも、両国が「終戦宣言」に向けて大きく一歩を踏み出す等、「朝鮮半島の統一」への大きな一歩が記され、東アジアに平和が訪れる印象を与えました。
しかし、この平和ムードは、「金正恩の罠」であり、決して騙されてはいけません。
私たち幸福実現党は、2009年の4月に北朝鮮のミサイル発射という国防の危機をきっかけに立ち上がった政党であり、立党以来9年間、国を守り、国民皆さまお一人お一人の生命、安全、財産を守るために活動を続けてまいりました。
そして、今回の首脳会談が、わが国への影響を考えると、決して安心してはならず、逆に国防の大きな危機であることを皆さまにぜひ知っていただきたいのです。
まず、現在まで、金正恩は、核兵器の即時廃棄を表明していません。「核実験の中止」は明言しましたが、「核兵器は段階的に廃棄」としており、現在保有している核兵器は、温存されるのです。また、すでに、核兵器開発の技術を持った以上、廃棄されたとしても、すぐに開発が可能である事は、決して忘れてはいけません。
【アメリカも騙されていないか】
アメリカのトランプ大統領も、一見、この朝鮮半島の平和路線を認めているように見えますが、北朝鮮に対する圧力を緩めてはいけません。
金正恩の本当の狙いは、融和路線が続く間に時間稼ぎをして、アメリカ本土に届く核兵器の開発を進め、アメリカと対等の立場に立つことです。そして、このまま行くと、近いうちに、それが実現してしまうのです。
従いまして、今回の南北首脳がどれだけ、きれいごとを言っても、その結論は、北朝鮮による東アジアの混乱、アメリカとの対立路線であり、わが国の国防の危機につながることを忘れてはなりません。
【日本が本来とるべき考え】
私たち幸福実現党は、北朝鮮に対しては、さらに圧力をかけていくことが大切だと訴えています。
例えば、北朝鮮の非核化については、「段階的な」ものではなく、速やかな非核化を求めていくべきです。また、わが国が北朝鮮と対等の立場に立つために、「憲法9条の改正」「核装備の宣言」「拉致被害者を奪還する特殊部隊の強化」等などの議論を進めてまいります。
そして、日米同盟のさらなる強化が必要ではありますが、将来は日本独自で、中国や北朝鮮の脅威に対抗できるための防衛体制を目指すことが必要です。
【幸福実現党へのご支援を】
現在の政府・自民党は、安倍総理のモリカケ問題や、財務省高官のセクハラ問題等、いわゆる「週刊誌政治」の影響で、こうした国防の危機に対して、真剣に取り組もうとする体制にありません。期待された安倍総理の訪米も、ほとんど成果がない形に終わっています。
私たち、幸福実現党は、真の「愛国心」を持ち、真剣に国防の危機を訴え続ける政党です。そして、国民お一人お一人に寄り添う形で、皆様の生命、安全、財産を守るために、先ほど申し上げた主張をさらに展開し、実現するための努力を重ねてまいります。