4回に渡ってお届けしてまいりましたこの少年。。。
いよいよこの記事が最後となりました。
最後までお付き合いくださった皆様に感謝感激。。。☆
この少年の「赤」はお洋服でした。。。
お肌と瞳もほんの少しだけ微調整いたしました。。。☆
久しぶりの感情的な作品クン。。。
何か絶対に許せない不満を持ってる男の子。。。
何かに怒っているのだけれど。。。
上手く言葉にできないようです。。。
悔しいけど、どうしようもない。。。
きっとこの少年は人生で初めての理不尽を味わってしまったのでしょう。。。
お洋服が出来上がったら完成の予定でした。。。
でも。。。
私が子どもの時。。。
大人がわかってくれない時。。。
いつも、涙が後から後から溢れ出て。。。
止まらなかった。。。
泣いて自分の言いたい事を主張していた。。。
泣くと、何を言っているのか伝わらない事もわかっていた。。。
でも。。。
泣くと心の中のわだかまりが、少しだけすっきりした。。。
そうだ。。。!
この子の、言葉にならない理不尽への憤りを涙で吐き出させてあげよう。。。
涙を描くことで少年の心が、ちょっとだけスッキリしたように見えませんか。。。?
涙を描き足してるうちになんだか。。。
子どもの時の悔しい思い出がよみがえってきて。。。
涙が溢れてきました。。。
大人になると。。。
子どもの時の些細な感情を忘れてしまう。。。
私は子どもを描く人間なので、なるべくいつも心のどこかに「子ども」を持つように心がけてますが。。。
それでもやっぱりなかなか難しい。。。
子どもも、いっぱい可能性を秘めた一人の大切な人間なんですよね。。。
私たち大人より、様々に思考し鏡のように世の中をありのままに映し出す。。。
この作品をご覧になった方にそんな事がほんの少しでも伝われば幸せ。。。
もちろん自由に感じていただけるのもとっても幸せ。。。
皆さんは子どもの時。。。
どんなことが嬉しかったですか。。。?
どんな大人が嫌いでしたか。。。?
どんなことに夢中になれましたか。。。?
どんなことで心が痛かったですか。。。?
どんな夢を見ましたか。。。?
好きな人はたくさんいましたか。。。?
子どもの時の大好物を、大人になってからお腹いっぱい食べましたか。。。?
もしかしたら。。。
幸せのヒントは子どもの時の自分が。。。
教えてくれるのかもしれませんね。。。