風と共に去りぬ [DVD] 風と共に去りぬ [DVD]
 1,543円
Amazon
1939年(アメリカ公開) 1952年(日本公開)
監督 ヴィクター・フレミング 脚本 シドニー・ハワード
原作 マーガレット・ミッチェル
出演者 ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル
 
(あらすじ)
ジョージア州アトランタ市に住む農場主の長女スカーレット・オハラ。
彼女は、アシュレーを愛しているが、アシュレーはメラニーと結婚したので、あてつけにチャールズと結婚。まもなく南北戦争が始まり、アシュレーとチャールズは出征し、チャールズは亡くなる。アシュレーが出征している間、出産したばかりのメアリーを戦火の中、スカーレットとレット・バトラーで助ける。レットは戦場に行き、スカーレットは、タラの土地を守り父と妹メアリーとその息子を養う。南北戦争で南が負け、北側にタラの土地の法外な税金を払うことになり、金もちのフランクと結婚し、フランクの事業に参加する。しかし、スカーレットの行動が原因でフランクも亡くなる。その後レットがスカーレットにプロポーズし三度目の結婚をし、娘が生まれるが…。
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テレビ放映で、母がよく見ていた映画なので、覚えている場面はあったけれど、全体を通してみたのは初めて。『欲望という名の電車』のステラ、『ガラスの動物園』のアマンダが、南の農園の地主の娘だったので、一度『風と共に去りぬ』は見ておかなくてはと思って観ました。
 
南北戦争中、奴隷が主人に、南はおれたちが守る、と言って北に戦いに行く場面があり、え?そうなの?北側に解放されるのを待っていた人たちばかりではないんだ、と驚いた。南側から南北戦争を描いた映画だからなのかな。それから、レットは、スカーレットの自由奔放さたくましさを知ったうえで、結婚したのに、妻のスカーレットに向かって、君の事業を止めて自分と娘と長期旅行に行こう、と言っていたことにも驚く。当時(南北戦争直後?映画公開時?)は、違和感がなかったのかな。それともレットのエゴを描きたかったのかな。
ヴィヴィアン・リーは、この映画の年後『欲望という名の電車』のブランチも演じている。こちらもすごい。
 
気になって、小説のあらすじを読んでみたら、映画より登場人物も多く、内容が深い感じ。『風と共に去りぬ』は、映画だけ観て終わりにしようと思っていたが、やはり、小説も読みたくなってきた。大久保康雄・竹内道之助訳新潮文庫全5巻、鴻巣有季子訳の新潮文庫全5巻、荒このみ訳の岩波文庫全6巻。うーん、どれを読もう。
 
今日は、これを捨てよう。蓋がなくなっていたり、壊れていたり…。
いつか蓋を発見するかと思っていたが、出てこない。なぜだ?
写真.JPG