年締めに | 香房なでしこのブログ

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お香で毎日を清々しく

ひふみお香アカデミー認定

香司

香房なでしこ

 

 

ごきげんいかがですか?

 

香房なでしこ 大和田貴子です。

 

 

今年もいよいよ迫ってきましたね。

お正月にむけていろいろ準備なさっているとおもいます。

 

私もお正月にむけて、お部屋香と訶梨勒(かりろく)をつくりました。

 

お部屋香は匂い袋のbigサイズのものです。

 

訶梨勒とは、訶子(かし)の実のことで、昔から香料や薬として価値の高いものでした。

聖武天皇の皇后が亡き夫の冥福を願い、正倉院にその名が記載されています。

平安時代には「一切風病の治療薬」として万病に処方されました。

やがて室町時代には訶子の実をかたどって邪気祓いとして、掛け香『訶梨勒』が製作されるようになりました。

 

 

 

そんな霊験高いお部屋香と訶梨勒をお正月にむけて製作してみたのです。

 

 

 

香原料は白檀、龍脳、丁子など、など新年にむけて調合しました。

 

 

真ん中にある実が訶梨勒(訶子)の実です。

 

これをつつんで訶梨勒の袋につめます。

 

 

どうですか!!

これは玄関に飾りました照れ

玄関がいい香りです。

 

 

 

続いて、お部屋香です。

右側が通常の匂い袋でお部屋香の大きさが分かりますね。

とても大きいです。

 

 

 

お部屋香は床の間に飾り、新年に集まった方々をいい香りでお迎えできますおねがい

 

 

お部屋香と訶梨勒。

新年にむけて厄祓い、厄除けのお香。

いい香りで新年を迎えますね。