今日も種々のラクロスの試合が行われている。NCAA D1では全米選手権大会女子も始まった。
ここでは、関東ティーンズカップ 予選ブロック戦の結果を速報でお伝えしておく。
今日気温25度を超える暑さの中、埼玉県県民総合活動センターで実施された、Bブロック、Cブロック、Fブロックの結果をお伝えしておく。Cブロックでは神奈川県立鶴見高校が都立 立川国際中等教育学校に勝利して決勝トーナメント進出を決めた。
<今日の結果>
4Qに挽回を見せた大妻多摩中高は決勝トーナメントに向けて道を開いた。日本大学高校中学は今日もトータルラクロスを力強く表現してブロック2位を堅持、このチームも決勝トーナメントに向けて視界は良好と言える。ポイントはゴール前の守備の集中力を4Qまで維持できるかだろう。
横浜市立東高校は熱い中でも、持ち前の運動量を落とすことなく勝ち切った。
桐蔭学園高校は組織力の高さを見せたが、横浜東の攻撃の強度には屈したというところだ。決勝トーナメントで上位を目指すには中盤の守備力がポイントとなるのではないか。
A,Bブロックの順位が確定した。
県立鶴見高校はCブロックにおいて無双ぶりを発揮し決勝トーナメント進出を今年も果たした。11名という厳しい構成ながら確実に突破を図れる1オン1の良さ、高い位置での守備も含めて決勝トーナメントでのシード組との戦いに期待を抱かせる形だ。
立川国際は、持ち前の繋ぎ、パス、ショットの上手さで対抗をしたが、1オン1のパワ守備力に課題が残った。中盤での守備や、ゴール前でのより速く正確なパスで、強いコンタクトを交わしながら点を取るようなクレバーなチーム作りができそうなだけに、省エネで隙のないチームで立川国際のラクロス旁を目指して欲しいものだ。
Cブロックの1位は鶴見高校、Dブロックの1位は住吉高校。横浜市鶴見区、川崎市中原区。さらに横浜市港北区隣接する3つの区から4校が決勝トーナメントに進出する快挙となった。(横浜市立東高校・県立鶴見高校/横浜市鶴見区、県立住吉高校・川崎市中原区、日本大学高校中学/横浜市港北区東端)
山村学園は最終戦を完勝し、チーム力の高さを示したと言える。更なるパススピードのアップや、運動量の増加でその強さが高まりそうだ。
戸塚高校は、5番や14番の選手の動きには注目すべき点もあったが、パススピードや、正確さ、パスへの判断力等基本の反復で磨く部分も多いように見えた。パス、キャッチ、グラウンドボールが確実にできればそれだけでもラクロスの面白み、強さが増すので、是非革新に取り組んで欲しい。
Fブロックは山村学園高校と慶應義塾女子高校が勝ち点で並ぶ可能性が残ったが、両校の対戦で慶應義塾女子が勝っている為、慶應義塾女子の決勝トーナメント進出が決まった。
Eブロックの首位は来週5月25日に実施される、本庄東高校vs青山学院中・高等部の直接対決で決まる。
この結果今春のティーンズカップの決勝トーナメントは以下の通りで最後の1校残すのみとなった。
決勝トーナメントは1回戦から目が離せない試合が続く。特に1回戦は来年のリーグ戦のシード権が掛かるだけに、CDEF組から挑戦者の強い気持ちが厳しさに拍車をかける。
例えば、桐蔭学園高校vs慶應義塾女子高校戦は先の全国中学高校女子ラクロス選手権大会の第5代表決定戦で戦ったものの再戦であり、お互いの思いのぶつかり合いは我々が想像する以上の想いがぶつかり合いそうだ。
その他県立鶴見高校の久々のシード権獲得に寄せる思いや、住吉高校の決勝トーナメント初挑戦の行方など目が離せないシャイばかりだ。
この決勝トーナメント1回戦は現時点では、6月2日(日)に千葉県を舞台にして行われる予定だ。(場所は非公開)
その後は
準々決勝戦 6月9日(日) 東京都郊外(場所は非公開)
準決勝戦 6月15日(土) 三浦市
決勝戦 6月22日(土)東京都下
という予定のようだが、決定次第ここでも紹介をしていく予定だ。これからどんなドラマが繰り広げられるのか注目して欲しい。
以上 5/11のティーンズラクロスの結果でした
やっぱりラクロスから目が離せない。
こぶ平