NCAA D1ラクロス残すは全米選手権のみ#先週の結果から見た選出結果と驚き!女子編 | 鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

ラクロスをこよなく愛する‘オヤジ‘がラクロスを紹介し、解説し、観客目線の情報を提供するチャンネル。シニアからキッズまで対象はラクロス全部です。

先週で2月から始まったNCAAラクロスのレギュラーシーズンが終わった、13週間で女子は、多いチームは19試合少ないチームでも14試合を消化する、タフで、強くないと勝ち抜けない世界最強リーグは、全米選手権への出場校も決まり5月10日12時(アメリカ時間)メリーランド大学vsロバートモリス大学戦から開幕する。

試合の模様は分かり次第レポートするが、先週の結果から、全米選手権出場権の背景を考察してみた。

まず、先週の結果。

ここにきて上位陣はほぼ安定だが、全米選手権出場当落線上にあると思われる大学はギリギリの試合を強いられる。

LIUはカンファレンストップチャンピオンになるために負けられない試合を続けている。南カリフォルニア大学は全米選手権に黄色信号がともる1敗は喫した。一方のスタンフォード大学は激闘を勝ち切った。

LIU/ロングアイランド大学は開幕8試合1勝7敗から10連勝でNECカンファレンス プレイオフ最終戦まで突っ走った。

Binghamton Univ./ニューヨーク州立大学ビンガムトン校は上がりを8連勝で飾りAmericaEast のトップに上った。リッチモンド大学も最後にマサチューセッツ大学を4Q残り3分で逆転Atrantic 10 のチャンピオンの座に就いた。

そして最終戦の結果によりチャンピオンの座に就いた各地区代表が全米選手権出場の機会を待つことになった。

<全米選手権出場校>

15の地区のチャンピオンは自動的に選ばれる。ここでいうチャンピオンはレギュラーシーズンの記録ではなく、プレイオフの勝者となることがほとんどだ。

そして

先週のプレイオフでレギュラーシーズンで後塵を拝したチームが逆転でチャンピオンとなり出場を手繰り寄せるケースが、見られる。

各地区チャンピオンチーム(☆は逆転チャンピオン)

自動的に選ばれた

American Athletic: Florida (17-2)

America East:Binghamton (12-6) ☆

Atlantic 10: Richmond (13-5) ☆

ACC: Boston College (16-3) ☆

ASUN: Coastal Carolina (14-5) ☆

Big East: Denver (15-3)

Big South: Mercer (14-5)

Big Ten: Northwestern (15-2)

CAA: Stony Brook (17-2)

Ivy: Yale (15-2)

MAAC: Niagara (16-3) ☆

MAC: Robert Morris (8-11) ☆

Northeast: LIU (11-7) ☆

Pac-12: Stanford (13-4)

Patriot: Loyola Maryland (17-2)

海軍士官学校は最後のロヨラ大学戦に勝利できず逆転はならなかった。最後の戦いまで気が抜けないのがNCAA。

強いカンファレンスからの拡張選択

Drexel (13-5)

Duke (10-8)

Fairfield (16-2)

James Madison (13-5)

Johns Hopkins (11-7)

Maryland (12-5)

Michigan (14-3)

North Carolina (10-6) 

Notre Dame (15-3)

Pennsylvania (13-4)

Penn State (11-7)

Princeton (10-6)

Syracuse (14-5)

Virginia (14-4)

意外だったのはデューク大学が選ばれた事。確かに後半は盛り返してきたが、ACC内 レギュラーシーズン6位、最終チャンピオンシップでも見せ場は無かった。コロラド大学や海軍士官学校、もしくはハーバード大学等の方が良いパフォーマンスだったようにも見えたが、NCAAの歴史はBigTen,ACC,IVY Leagueの歴史だとすると、、、、

そしてなんと、4つの大学が全米選手権にデビューする。

1)Binghamton Univ./ニューヨーク州立大学ビンガムトン校

2)Coastal Carolina Univ./コースタル・カロライナ大学

3)LIU/ロングアイランド大学は開幕6連敗からの10連勝で逆転初出場を決めた。

4)Niagara Univ./ナイアガラ大学. 最後に今季絶好調のフェアフィールド大学に競り勝ち初出場を決めた。

そのフェアフィールド大学は無事選ばれ、ジョンホプキンス大学に挑戦する。

アメリカにも新し波が来ているのだろう。

トーナメントは

デューク大学への評価は1回戦のロヨラ大学戦を見なければならない。

 

以上 NCAA女子ラクロス D1の先週の結果と全米選手権情報でした。

 

やっぱりラクロスは面白い!!

こぶ平

PS.中澤姉妹の在籍しているルイヴィル大学が全米選手権に参加できなかったのは、少し寂しい。