jigyakunouta


自虐の詩 9月22日@スペースSF汐留


監督:堤幸彦

原作:業田良家

出演:中谷美紀、阿部寛

配給:松竹


原作の4コマ漫画は全く知らないワタシ

パンチの安部ちゃんがちゃぶ台ひっくり返してるもんだからてっきりアホな作品なのかと思っておりまして予告を観てかなり期待してた作品で御座いました。


なのに、こってこての笑いのセンスがワタシには微妙に合わず笑いは少なめ(遠藤さんは面白いっ!)

てっきりアホな作品だと思って油断してたからでしょうか、涙、涙、涙でした


男ってのは本来こう在るべき!みたいなものを見せてもらったよな気がします

昭和の男のカッコ良さっていうのか?!不器用な愛情表現が何とも愛しくなっちゃうのでした

じーんとくる一本だけどオーラスのシーンはナイ方がスキです。








miss


ミス・ポター  @イイノホール 9/12(水)試写会


監督:クリス・クーナン

出演:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー 他

配給:角川映画



美しい命に触れ、自分の濁った命が浄化されていくような
そんな効果がこの作品にはありました
水の中に筆を入れて青い絵の具がフワっと広がる画は、まさにそんな感じ
ここで浄化させられちゃってるから、ラストまで美しい心がキープされてしまうのです

イングランドの湖水地方のロケーションもキレイ、衣装もキレイ、何かを大切に思う気持ちが美しい
ここまで何もかもが徹底的に美しいと汚いことを考えることすらヤんなっちゃうもん

ウサギが畑を駆けていくシーンなどは、絵で見たそのままが実写になってる!スゴ~い!と感激
アニメーションの遣い方も自然でウサギの馬車(兎車)にも感激でした

ポターが愛情をたっぷり注ぎ育てたピーターラビットが世界中で愛され続けている理由が分かるような気がします。
時間もコンパクトでキレイにまとまっているし、大袈裟な感動の強制もない
汚れた命を洗っているかのよに涙が出てくる作品でした
なかなかの良作だったと思います


ジャンゴ


スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ 9/5@一ツ橋ホール


監督 三池崇史

出演 伊藤英明 佐藤浩市 伊勢谷友介 香川照之 桃井かおり クエンティン・タランティーノ他

配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント


んーーー。

いえね、香川さんが出てるからハズレるワケない!と信じてたんだろなー。

あんまり面白くないなぁーんて思いながらも、きっとどこかにいいとこがあるハズ!と信じて“いいとこ探し”をしながら観ちゃうから疲れちゃうんだろな。

学芸会のよなカンジに見えるのは狙いだったのかしらん?


そもそも英語劇ってのが不自然。

英語喋ってて自然なのは香川さんと桃井姐さんだけ。日本人じゃないタランティーノの英語も何故かカタコトの英語に聞こえてきてしまう。

海外を意識してるのは分かるんだけど、日本語だったらもう少しマシだったかも知れないのに、これだけの面子揃えてるのに勿体ないよな、お気の毒のよな。

それなりの人使ってるから無駄に見せ場も作っちゃうし、それホントに要るの?!てか、その役自体要らなくね?とか思っちゃうことが多い。見てて恥ずかしくなる無意味な踊りのシーンはホントに要らない。何で口から鈴出てきたのか分かんない。ベタに国旗でも出してくれたほうがまだ良かった。

無駄に長~い説明と無理に作ってあげたよな見せ場をカットして半分でいいと思うな。


タランティーノがちゃぶ台ひっくり返して怒ってるのにはウケた。

桃井姐さんが超かっこいい。香川さんの英語の演技は全く違和感ナシ、この二人は何やらせてもホントにスゴイ。伊勢谷くんも雰囲気あっていいカンジ。

でも、誰一人生かしきれてないよに思えて残念でした。

斬新なよに見えて、悪い意味で古臭くて、スキヤキじゃなくごった煮なカンジ。


ワタシとは相性が悪い映画だったので前半はキツかったけれど後半は観れました。


グラインドハウス


U・S・Aバージョン グラインドハウス  8/31@TOHOシネマズ六本木ヒルズ


一週間だけの先行特別上映だったU・S・A・バージョン

最終日ギリギリ鑑賞でした

間に合って良かった!観れて良かった大満足!もう、最っ高ぉーっ!!


人が作ってる映画なんだぁってのがダイレクトに伝わってくる何とも愛しい映画だった。



グラインドハウスというのは・・・なんて説明もストーリーも全部すっ飛ばして感想だけ。
pu

一本目はロドリゲス監督のプラネット・テラー


カッコいいから何でもいい!

どうやって銃を操作してるんだろなーんてのはどうでもいいの。狙ったら弾出ちゃうんだよ、きっと。

つじつま合わせようだなんて無理してないし、とにかくテンポが良くって気持ちいい。

ポールダンスで始まるオープニングも超カッコいい!音楽も最っ高ぉーだし、あえてのキズや粗い映像も黄色い文字も嬉しい限り。



de
タランティーノ監督のデス・プルーフ


最後のソレがやりたかったんだろな?!と思っちゃうくらい内容なんか丸でないよな前フリの長~い作品なのだけど、面白いっ!

THE ENDの文字が出た途端、場内から笑いと拍手が起こるスゲー作品でした。

カーアクションも手に汗。

あー面白かった!気持ちいいー!最っ高ぉ!!

やっぱ、タランティーノのセンスってすごーい。選曲のセンスも大スキーっ。



予告1つ(大嘘)→プラネット・テラー→予告3つ(大嘘)→デス・プルーフの順番で上映された愛すべきお馬鹿な作品は実在しない映画の予告もCMも全部ひっくるめてひとつの完成された作品のよな?!ぶっ通しで見るから楽しいんじゃないの?!なんで別個に上映するのかしらん??と思っても別個に上映すんだから仕方ないわな。

大嘘の予告は期待を裏切ることなく超バカバカしくてステキー。

こんなアホな予告の為に出演しちゃってる大物俳優さんの登場も嬉しい。名前が出ただけで笑いを取るなんて卑怯ぉ~!

どの予告もちゃんとオチがあるんだからスゴイ。


¥3000という高いのか安いのか分からん微妙な価格はちと解せないけれど、予告目当てというのもあってU・S・Aバージョンが見たかったんだし超楽しかったし「たーかーのーつーめー」も見れたし満足満足。



ショートバス


ショートバス  8/30(木)@シネマライズ


監督:ジョン・キャメル・ミッチェル

出演:リー・スックイン 、 ポール・ドーソン 、 PJ・デボーイ 、 ジャスティン・ボンド 、 リンジー・ビーミッシュ

配給:アスミック・エース 


んー、若い人向きかな(?!)

始まり方とか、終わり方とか、アートでとってもスキ。

お祭り騒ぎの馬鹿騒ぎなのにじーんとさせてくれるラストは歌もすっごいステキ!!


ま、ま、たしかに画は過激っちゃ過激なのかも知れないけど

ワタシが麻痺してるだけなのかも知れないのですが

あんだけの過激なシーンを観てても、全然いやらしく感じさせないし

ヘンな印象がまったく残らないのはスゴイ

ユーモアのセンスもいいと思うし、面白くなかったワケじゃないんだけど

正直、何も残らないっちゃ残らなくて、フツーに良い。と思う程度だったの。


早起きして家事やって電車に乗って仕事行って帰宅してまた家事、明日に備えて早く寝なきゃを繰り返し

休みに溜まった家の事こなして、、、てな生活がいっぱいいっぱいなワタシなんかにゃ

自分の居場所とか、自分の価値とか、自分のことを考えるのもヤんなっちゃってて色んな感度が鈍っちゃってるのかも知れないなー。






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サッド ヴァケイション  @一ツ橋ホール


監督、脚本、原作:青山 真治

出演:浅野 忠信、石田えり、中村嘉葎雄、宮崎あおい、オダギリジョー 他

配給:スタイルジャム



なんだかひさしぶりな感じがするオダギリジョー。

浅野さんとの絡みがいっぱいあるといなぁーと思ってたんですが

そーんなにはナイけど、思っていたよりは多かったかも?!

何より浅野さんとのツーショットが再び観れるのは何より嬉しい。


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その優しさが逆に恐い。その真面目さが逆に恐い。笑顔なのになんだか恐い。いつ爆発してもおかしくないよな健二という役はどう考えてもハマリ役。

そんな健二が子供に見せる表情だけは穏やかで優しく恐さなんか微塵も感じさせない。

社長の前で見せる顔、同僚の前で見せる顔、恋人や、家族など、日常生活の中で誰もが使い分けている相手や環境によって使い分ける顔を浅野さんは自然に見せる。

やっぱり母親には敵わないと思った瞬間の崩れる様子なんかは台詞って台詞なんかないのに見てるだけで気持ちが伝わってくるんだもの。

だから全然観てて飽きないし引き込まれるし気持ちがいい。


不穏な空気漂わせる重たく暗いシーンが続く冒頭から、こういう話になるのか~って展開なので見ごたえはあると思います。

所詮男はお釈迦様の手のひらの上で暴れている孫悟空のよなもんなんだなぁーと思う作品。

一番恐いのは母親でした。



インランド・エンパイア  @8/16(木)恵比寿ガーデンシネマ


監督:デイヴィッド・リンチ

出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ジャスティン・セロー、カロリーナ・グルシカ 裕木 奈江 

配給:角川映画



暑いから外出たくない、あーんど精神的にしんどい日々が続いてたのでワケの分からん妄想に3時間も付き合うのはしんどいかもな?!だなんて思っていたのだけれど・・・


とっとと観に来ちゃえば良かった!

のっけから、とてもスキでした。

ニタニタとわくわくしながら観てたんじゃないかな?!と思います。

夢って断片的な記憶しかないし、ソノ記憶をくっつけたところで、ね?!的なものを3時間延々と観るんですが・・・

追い詰められて泣き喚いてる自分をどこかで違う自分が観ていたり

知らない間に突然場面が切り替わって勝手に違う話に変わって進行していっちゃたり

さっきまでの話と全然違うじゃん!が繰り返されているのに終わりに近づくと突然繋がっちゃったたり、でもまとまらなかったり。

昨日なのか今日なのか明日なのか嘘なのか本当なのか?生きてるの?死んでるの?で、誰?ってな、現実なのか虚構なのか分からない混乱状態になってはいるけど、所詮他人事。

なのに自分の潜在意識の中の何かを呼び起こし脳がグラグラとしちゃうよな胸くそ悪いよなヘン気持ちになる。

でも、全然ヤじゃないの。


ラストからエンドロールにかけては胸が高鳴るよな高揚感で、終わっちゃうのは残念なのに、ぼんやりと覚めてくよなアノ感じ、夢で良かったと思うよなアノ感じ、それに妙にスッキリした気分も味わいながら悪夢の3時間はあっという間に終わってしまいました。

ハナから話追って観ちゃないし追えないし分かろうなんて思っちゃないんだけど、めちゃくちゃな映画を観たとは思わないのが不思議。

あえての悪趣味なメイクも毛穴まで見えちゃうよなドアップを撮る角度も色遣いも光と闇のバランスが絶妙な映像も、やっぱりスキだし魅力的な作品なのだけど

冒頭とラストは何回でも観れそう。でもフルでもう一回観る気力はナイかな?!


映画を観るのが楽しくなってきた頃に観たブルー・ベルベット(たぶんシネマライズ)

あの時は監督がリンチだの誰だのってがよく判らなかったし今でも詳しくはないのだけれど

自分が観たいと思って観た映画は満足度が高いなぁーと思い出した。

それが20年も前の話だってのに、昨日のことのよに思ってるのが一番怖い。


ハリー


ハリーポッターと不死鳥の騎士団 (吹き替え版)8/15@MOVIX亀有


“暑い”じゃなく“熱い”という字の方がしっくりくるクソ暑さですが皆様如何お過ごしでしょうか?

秋の声も聞こえ始めた今日この頃。暦の上では秋だもの、秋はそこまで来てるわ!もうちょっとの辛抱だわ!涼しくなったらブーツ履くぞ!やっとブーツが履ける!もう来週からでもブーツ履いちゃおっかなー!

秋の気配を感じると、楽しい思い出があったワケじゃないし燃えるよな恋したワケでもフラれたわけでもないのに何故かせつなげな気持ちになります。

夏は大の苦手だけど夏の終わりの胸を締め付けるよなせつなさは大スキなこべにです。

おひさしぶりで御座います。

ご心配をおかけして本当に申し訳ありませんでしたしょぼん


お昼休みにランチをしに行っただけで熱中症で早退しちゃうし

どうにもこうにもしんどい日々が続いてた上に尋常じゃない暑さにも参っておりました

もともと頻繁に更新するほうではないのだけれど、さらにスローペースになるかと思いますが

このままのんびりと続けていこうと思ってますので、改めてよろしくお願い致しますガーン


で、ハリポタの話。感想じゃなくボヤき?!

時間が合わなくて日本語吹き替え版で鑑賞でした。

公開から日にちが経っていてもお盆をナメちゃいかんってのを去年体験済みなのでネットでチケの予約をしておいて正解。

どの映画も満席状態でカッパの映画なんてエライことになってたし、ポップコーンを買う列に並ぶのもヤんなっちゃうくらいの長蛇の列だしでやっぱお盆はどこ行っても大混雑なのですわね。


ハリポタシリーズは一作目はけっこう楽しめたので2も鑑賞。

3も観たのですがゲイリー・オールドマンが出てたりするので嬉しいのは嬉しいんだけど、え?!なんか、なんか、なんか?!(ってハッキリ云わないワタシ)なので4を観てないのにすっ飛ばして5を鑑賞。

娘は面白かった!凄かった!怖くって白い人観れなかったぁーなんて云うんで楽しめた様子でした。

寝てしまうよなことはなかったけれど、凄いんだけどなんかなんかなんか凄過ぎちゃって・・・

何だろ?アニメ観てる感覚に近いのかな?!4未見だからかな?!

吹き替えも抑揚がないように感じられたので字幕だったら違う印象だったのかな?

隣に座ってた高学年くらいの男の子は最後の最後まで微動だにせずジーっとスクリーンを見入ってたので、入り込んでるんだろうなぁー楽しいんだろなぁースキな人にはたまらないんだろなーと思いました。


「自分が観たい!!」と思った映画を観たい!!と、翌日は子供ほったらかしで「インランド・エンパイア」をガーシネで鑑賞。

満たされましたドキドキ

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なかなか皆さんのところにお伺いも出来ず
せっかく頂いたTBコメントのお返しも遅くなってばかりで本当にごめんなさい
月に10本前後のペースで見ていた映画も観る気にもなれない状態でして(泣)

もうちょっと気持ちが安定したら再開しようと思ってます

とか云いいながら明日にでも即再開するかも知れないけれど(笑)
そのときはまたどうぞよろしくお願いします

こべに


レミー


レミーのおいしいレストラン  @日劇プレックス


監督、脚本:ブラッド・バード

声の出演:パットン・オズワルト 、ブラッド・ギャレット 、ブライアン・デネヒー 、ブラッド・ギャレット ほか


夏休み映画って、こんなに混んでんだぁー。

渋谷で満席と云われ次の回じゃ帰りが遅くなっちゃうなぁーと思い有楽町に移動するも日劇さんも、これまた混み混み。

席はあんまり良くないけど、せっかくの部活休みだし今度いつ来れるか分からんし今日観ちゃおーってことでほぼ満席の日劇さんで観賞。


なかなか面白かったと思うなー。

娘もワタシも面白かったね。とフツーに満足でした。


きっと、レミーはこんな気持ちなんだろうなぁーとかね、いかにもたこにもパリ~♪な風景を眺めながらレミーが絶望的な状況の中から希望を見出したり、パリの町並みにうっとりしたり、パリってステキなところなんだろうなぁとちゃんと思わせてくれるし、展開も楽しいしスピーディーな映像もわくわくで観れちゃう。

こんな味なのかな?なんて想像する楽しみも味わえるし、味の広がりを表現する映像もなかなか。


ただねー厨房いっぱいにねずみが作業してる光景には、やっぱりヒエーッ!と心の中で思ったし、何だか急に気の強い姉ちゃんとくっついちゃったな~、爺さんもっと怖いと思ってたのにな~何もかんもすんなり行き過ぎなんじゃね?!とかね、ごちゃごちゃ思うことはあるんだけど・・・


ほんわか温かくって生きるもの全てに優しいラストもいいし、おフランスな雰囲気たっぷりのエンドロールもいい感じ。

今回はチト大人向け?と思ってたけど、そうでもなかったです。