インランド・エンパイア  @8/16(木)恵比寿ガーデンシネマ


監督:デイヴィッド・リンチ

出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ジャスティン・セロー、カロリーナ・グルシカ 裕木 奈江 

配給:角川映画



暑いから外出たくない、あーんど精神的にしんどい日々が続いてたのでワケの分からん妄想に3時間も付き合うのはしんどいかもな?!だなんて思っていたのだけれど・・・


とっとと観に来ちゃえば良かった!

のっけから、とてもスキでした。

ニタニタとわくわくしながら観てたんじゃないかな?!と思います。

夢って断片的な記憶しかないし、ソノ記憶をくっつけたところで、ね?!的なものを3時間延々と観るんですが・・・

追い詰められて泣き喚いてる自分をどこかで違う自分が観ていたり

知らない間に突然場面が切り替わって勝手に違う話に変わって進行していっちゃたり

さっきまでの話と全然違うじゃん!が繰り返されているのに終わりに近づくと突然繋がっちゃったたり、でもまとまらなかったり。

昨日なのか今日なのか明日なのか嘘なのか本当なのか?生きてるの?死んでるの?で、誰?ってな、現実なのか虚構なのか分からない混乱状態になってはいるけど、所詮他人事。

なのに自分の潜在意識の中の何かを呼び起こし脳がグラグラとしちゃうよな胸くそ悪いよなヘン気持ちになる。

でも、全然ヤじゃないの。


ラストからエンドロールにかけては胸が高鳴るよな高揚感で、終わっちゃうのは残念なのに、ぼんやりと覚めてくよなアノ感じ、夢で良かったと思うよなアノ感じ、それに妙にスッキリした気分も味わいながら悪夢の3時間はあっという間に終わってしまいました。

ハナから話追って観ちゃないし追えないし分かろうなんて思っちゃないんだけど、めちゃくちゃな映画を観たとは思わないのが不思議。

あえての悪趣味なメイクも毛穴まで見えちゃうよなドアップを撮る角度も色遣いも光と闇のバランスが絶妙な映像も、やっぱりスキだし魅力的な作品なのだけど

冒頭とラストは何回でも観れそう。でもフルでもう一回観る気力はナイかな?!


映画を観るのが楽しくなってきた頃に観たブルー・ベルベット(たぶんシネマライズ)

あの時は監督がリンチだの誰だのってがよく判らなかったし今でも詳しくはないのだけれど

自分が観たいと思って観た映画は満足度が高いなぁーと思い出した。

それが20年も前の話だってのに、昨日のことのよに思ってるのが一番怖い。