言葉と音で綴る 素敵LIFEダイアリー from 神戸 -15ページ目
以心伝心。
文字や言葉にしなくても
お互いの心と心で通じ合うの意。
日本の美しい光景。
以前のわたしは、
それが理想と思っていました。
が、今は違います。
本心で思っていることを
包み隠さず、
伝えるべきことを伝えられること。
本音と本音で話ができること。
それが、
本当の信頼関係で
結ばれていることの証ではないか。
お互いのことを
信じ合えているからこそ、
本心を語り合えることが
できるのではないか。
あるいは、
日々、少しずつでもよいので、
会話を重ねていくことで、
信頼関係を構築していくものではないか。
今は、そんな風に考えています。
自分の心が弱っているときなど、
つい物事を良からぬ方に
考えてしまって、
疑ってしまったり、
あれこれ頭の中で詮索したりと
負のループに陥りがちですが、
それは、相手を信じていない証であり、
かつ、
自分に自信をなくしていることの証でも
あります。
想像をふくらませるよりも、
ズバリ、直接、
聴いてみたり、
話をした方がいい。
そのときに受ける感覚が、
本来の、すべての答えなのでは
なかろうかと。
ちょっと勇気のいる
内容かも知れない。
たとえ、そこで、
良からぬ回答だったとしても、
次に進めばいいし、
案外、
あれ?そうだったのかぁ、
あるいは、
やっぱりそうだったのかぁ、
という回答かも知れない。
いずれにしても、
本音で話をするって、
とっても大切ですね。
すべての答えは、そこにあります。
最近、
ドビュッシーとラヴェルのピアノ曲を、
無性に聴きたくなります。
プーシキン美術館展に
行ってからというもの、
フランスものが気になって
仕方なくなっているのですが、
耳や心も、
ドビュッシーやラヴェルといった、
フランスもののピアノの音を
求めているようです。
ドビュッシーとラヴェルは、
同じ時期にいた、
フランス印象派の作曲家。
お互いの存在を意識し、
ライバル視して、
それぞれが、
それぞれの世界観を追求し、
しのぎを削っていたそうです。
わたしは、
ドビュッシーもラヴェルも
どちらのピアノ音楽も、
静かな広い見晴らしのよい湖に、
スーッと澄み渡っていくような、
純度が高くて、
透明感のある澄んだ音が
広がっていくような、
それが、心地よい。
そんなふうに感じています。
フランス音楽は色彩感が大事と
言われますが、
むしろ、音そのものは、
何色にも染められるような、
透明感のある音であることが
大事ではないか
と、わたしは考えています。
それだからか、
疲れて家に帰ってきて、
お風呂上がりのリラックスタイムに
ボーっとしながらであったり、
スマホでLINEしたり、
本を読んだり、
ステキな画集や写真を
パラパラと見たりしながら、
BGMにドビュッシーやラヴェルを
流していると、
頭の中に詰まっていたものが
スーッと解けて軽くなっていくような、
そんな感覚になるのです。
それはきっと、
透明感のある音、響きだから、
ではないかなと思います。
今夜もドビュッシーとラヴェルを
聴きながらリラックスタイム。
先日、
大阪国立国際美術館において
開催された、
プーシキン美術館展に行った際、
クロード・モネの「白い睡蓮」の
ミニチュア版の絵を購入しました。
この絵を自室に飾ってからというもの、
わたしの中で「意識革命」が
起こりました。
それは、
「この絵にふさわしい部屋にしたい」
でした。
自室にモネの絵を迎え入れてから
しばらくの間、
なぜだか、そわそわしていたのですが、
そのうち「慣れて」きて、
「モネの絵がある部屋」
と、なり、
かつ、
「絵にふさわしい部屋にしたい」
と、思うようになりました。
そこで、真っ先に思い浮かんだことが、
今持っている楽譜たちのことでした。
何年か前までは、
家族兼用の大きな本棚があり、
その本棚の半分ほどを
わたしの楽譜が占めていましたが、
本棚を処分することになり、
それからはというもの、
大切なはずの楽譜は、
ダンボール箱に入れていました。
大切な楽譜が、この扱いでいいのか。
今の家を出ていくときに、
新しい本棚を買おう
などと思いつつ、何年も経過。
そこへ、モネの絵がやってきて、
ふと、目をやったのが、
ダンボール箱の中に詰められた楽譜たち。
これ、なんとかしたい、
もうちょっと良い「器」に入れたい。
と、思い、
部屋の模様替えを決意しました。
以前から気になっていた、
無印良品のスタッキングシェルフを
購入しました。
木の種類は、
オーク材とウォールナット材の
二種類がありますが、
落ち着いた雰囲気の部屋に
したいことから、
ウォールナット材にしました。
2列×3段で、
組み立ては、一人でも30分ほどで
できました。
実際に、楽譜等々を
スタッキングシェルフに詰めてみて、
プリント類など、
もう少しスッキリさせられそうだなと
思ったりしつつ、
ようやく収まるべきところに
収まって、ホッとしました。
ただ、こちらの木材、
ホルムアルデヒドが使われており、
シックハウス症候群を
持っていますので、
しばらく目がショボショボするなど
しそうですが、
空気の入れ替えをしっかりして、
部屋に馴染ませていきたいと
思います。
絵がある「部屋=器」
楽譜の「棚=器」
同じお料理でも、
お皿が変わるだけで
印象が大きく変わるように、
「器」とは、
思っている以上に大切なものだと、
気づきました。
京都1泊2日一人旅2日目。
今回の宿泊先は、
四条の商店街沿いにある
ホテルグランバッハ京都セレクトという
ビジネスホテルで、
1泊朝食付きのプランで宿泊しました。
朝食は、
洋朝食か和朝食のどちらかを選べ、
わたしは和朝食を選択したのですが、
想像以上に「豪華」でした!
感動して、
写真を撮っちゃった。
おばんざいの数々が、
三段の木箱の中に
おさめられていました。
味覚はもちろん、
視覚からも楽しめました。
御飯、お味噌汁は
おかわり自由とのことでした。
ちなみに洋朝食は、
アフタヌーンティーのときに出てくる、
三段トレイで出てきていて、
これまた「豪華」そうでした。
やはり、食は、
旅の楽しみのひとつですね。
あと、客室のタオルが
フカフカの今治タオルだったのも
よかったです。
ホテルをチェックアウトし、
まずは、八坂神社を目指します。
祇園といえば、八坂神社です。
八坂神社をお参りしたあと、
知恩院のお隣に位置する、
青蓮院門跡へ向かいました。
青蓮院門跡は、
古くから皇室とゆかりのある
お寺なのだそうで、
こちらの襖絵と、
三十六歌仙の絵を見てみたくて、
かねてから行ってみたいと
思っていました。
お寺の佇まいは、
5年前に訪れた、
泉涌寺雲龍院と似たものがあるように
感じられました。
襖絵は、
真っ白の襖に、
鮮やかな色で蓮が
生き生きと描かれていました。
三十六歌仙の絵も、
部屋の上部にズラリと並んだ様子が
とても印象的で、
しばし足が止まりました。

静寂。
静寂の中に聞こえてくる、
木々や草花の掠れ音、
水のせせらぎ、
虫の音。
最近の日常では
感じることのなかった、感覚。
自然と背筋が伸びる。
しばし、正座をして、姿勢を整え、
呼吸を整え、心を無にする。
いや、無にするのではなく、
自然と、無になる。
心地よい静寂。
自分の心の内に求めていたものは、
これだったのだ。
青蓮院門跡で、
心が洗われたような、
清々しい気持ちになれたところで、
今回の京都旅の最後は、
河原町にある、
フランソア喫茶室です。
画家のジャン=フランソア・ミレーから
名前を付けられたそうで、
昭和9年創業の老舗喫茶室です。
藤田嗣治や太宰治などの
文豪や文化人も通っていたという
歴史ある喫茶店。
日本の登録有形文化財にも
指定されていて、
店内には、歴史の重みや深みのような、
なんとも言えない重厚感が
感じられました。
わたしがお店を訪れたとき、
BGMにベートーヴェンの
ピアノ・ソナタ第23盤「熱情」が
流れていて、
おかげさまで、
かなり「現実」の世界に戻りました。
よく知っている曲が流れると、
BGMがBGMでなくなってしまいます。
老舗喫茶室の雰囲気を味わい、
その後、神戸へ帰りました。
次は、どこに行こうかな。
京都1泊2日の一人旅1日目。
まずは、地元・神戸から
JR京都駅へ向かい、
京都駅でJR嵯峨野線に乗り換え、
円町駅で下車。
そこから北方面へ歩いて、
北野天満宮を目指します。
ひたすら北へ歩くと、
嵐電「北野白梅駅」が見えてきて、
5分後位に、北野天満宮に到着。
学問の神様、試験合格といえば、
菅原道真公。
菅原道真公といえば、
北野天満宮。
全国の天満宮の総本山。
風格が漂います。
道真公ゆかりの、牛さんの像が
境内のあちらこちらにありました。
牛さんをなでると、
アタマがよくなるとかで、
参拝客になでられまくっているからか、
どの牛さんもツルツルで、
テカってました。
さすが学問の神様を奉る神社だけあり、
修学旅行生がたくさんいました。
あと、大学受験生か、
もしくは、
大学生くらいの子どもさんがおられそうな、
50代くらいのご夫婦らしき方々も
見受けられました。
北野天満宮には、
「学業成就」に関する御守が
3種類ありました。
鈴付きの可愛らしい御守と、
白の清楚なデザインの「勧学向上」御守と、
桐箱入りで、松と梅が描かれた御守。
勉強や試験の合格祈願で
訪れたのでしたら、
自分の運と努力次第とはいえ、
やっぱり欲しくなってしまいます。
北野天満宮の次は、
近くにある千本釈迦堂へ。
こちらは「おかめさん」ゆかりのお寺で、
女性にご利益があるそうです。
「おかめさん」のストーリーが壮絶で、
この年になって初めて、
「おかめさん」のことを知りました。
千本釈迦堂の次は、
四条へ移動。
京都四條・南座が
近くリニューアルオープン。
オープン準備にラストスパートが
かかっているようでした。
昼食に、にしんそばをいただいて、
午後一は、知恩院へ。
知恩院三門。
知恩院は、
階段が多く、
また、階段の一段も高く、
結構な運動になりました。
このあと、
お隣の青蓮院門跡に
行こうと思っていましたが、
かなり体力を消耗したため、
青蓮院門跡は翌日参拝することにし、
三条のイノダコーヒー本店で
しばし休憩することに。
四条大橋から臨む鴨川。
八月の台風のときでしたか、
七月の豪雨のときでしたか、
こんなに平穏な川が、
もの凄く増水して氾濫危険水域に
達していました。
白河法皇が、
自分の意のままにできないものは、
「賀茂川の水、双六の賽、山法師」と
言われたと伝わりますが、
先般の増水した鴨川の映像を見て、
初めて「こういうことだったのか」と、
腑に落ちました。
そして、イノダコーヒー本店で
しばし、ミルクティーをいただきながら
読書をしながら休憩をしたあとは、
CHANEL MATSURI という、
シャネルのメイクイベントを開催中の
六角堂へ。
シャネルのメイクイベントだけあって、
若い女性がたくさん集まっていました。
何かが当たる?、福引には、
大行列が。
わたしはこのあと
今回の旅のメインである所用があったので、
列もなくスムーズに参加可能な、
「自分で選べるおみくじ」を
引いていきました。
おみくじには、
ガブリエル・シャネルの言葉が
書かれています。
このあと、
今回の旅のメインの所用へ向かい、
その後、ホテルに戻り、
一日目終了しました。

