骨折2週間目。 | 言葉と音で綴る 素敵LIFEダイアリー from 神戸

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言葉や音に思いをのせて。
心を、毎日を豊かに。

これまでピアノから学んできたことや、日々の気づきなどを綴っています。

骨折から4週間の昨日、

ギプスシーネを外すことができた。

しかし、この1ヶ月間、

足首以下固定され、

使えなかったことなどにより、

左足の筋力が衰え、

ギプスシーネをしていたときよりも

歩けなくなっている。。


と、書きたいことは山ほどあるが、

途中経過も記録として

残しておきたいので、

ケガから2週間目の記録を先に

あげさせていただければと思います。



骨折して2週間。


骨折してからというもの、

ありがたいことにリモート勤務を

させていただけることになったので、

これまでは、

週に6日外出していたのが、

整形外科の受診のために

週に1度だけの外出になった。


あるとき、気分転換したくて、

自宅の郵便ポストに郵便物を取りに

庭に出たときに気づいたのは、

舗装されていない土の道は、

足がよろしくない人にとって、

障害だらけだということ。

デコボコした地面や石ころ、

ちょっとした段差が危ないと思った。


庭から一歩外に出ると、

さらに「危険なもの」は増える。

骨折から1週間後に

久々に外に出て痛いほど実感した。


手すりがない坂道や、

坂道というほどではなくても、

ごくごく普通の歩道でも

若干の傾斜がある道は意外と多い。

今のわたしは、

右足でしかバランスを取ったり

踏ん張ったりすることができないので、

バランスが取りづらく、

また転ぶんじゃないかと怖くなる。


公共交通機関では、

席が空いていれば

座った方が断然安全だと思う。

これ以上ケガしないためにも

座った方が良い。

駅はエレベーターや

エスカレーターがある駅が多いので

助かっている。

普段は専ら階段派ではあるが。


外に出るときは、

ケガしている方の足はクロックス、

ケガしていない方はスニーカー。

とにかく滑べらない、

滑りにくい靴が良い。


歩くときは、

恥ずかしいと思ったりとか、

周りの目とかを気にして

「速く行かなきゃ、歩かなきゃ」とか、

気にしない方が良いと思った。

ちなみに今のわたしは、

マックスでよちよち歩きレベルの

スピードだと思われる。

なので、人が多そうな時間帯を避けて

通院するのが良いなと思った。


なお、骨折した日は雨が降っていた。

なので、

受診日と雨降りが重なった場合は、

最寄りのバス停に行くにも

いつも以上に時間と労力がかかるので、

自宅からタクシーで

最寄り駅に向かった。

お金は結構かかったけれど、

安全・安心、体力・気力の温存には

良かったし、とても助かった。

わたしがお世話になった

タクシーの運転手さんはみなさん

親切で、

タクシー下車後の歩く距離が

なるべく短くなるように

配慮してくださったりした。


1番大変なのは、入浴。

1日の生活の中でも

楽しみだったはずの時間が、

楽しみではなくなった気がする。

わたしがつけているギプスは、

ギプスシーネといい、

取り外すことができるタイプのもの。

入浴のときだけは、

ギプスシーネを外して入浴していいよと

言われていたけれども

(入浴以外で外してはいけないと指示有

また、外したら足がフリーになるから

極力気をつけて、と言われた)


わたしは外さず、

まず、ギプスシーネの上から

サランラップを巻き、

その上からスーパーのレジ袋サイズの

袋を2枚、

さらにその上からゴミ袋を2枚重ね、

ズボン用のゴムで巻き付け、

医療用テープで止めたりして

入浴の準備をした。


髪や体を洗うときは、

いくら左足にビニール袋等々履いている

とはいえ、

シャワーが直接かからないよう、

シャワーをかける角度などを意識した。

また、湯船には左足は入れず、

なんともアクロバットな微妙な姿勢になり、

腕で体を支えなければ

いけなかったりで、

リラックスなんて、

とてもできる状態ではなかった。


それでもギプスシーネが濡れたときは

(膝側が少し濡れた程度で済んだが)

ドライヤーで乾かした。

割とすぐに乾いた。


あとからネットで知ったのだが、

入浴時にギプスが濡れないようにする

グッズも販売されているようである。


もうひとつ大変なのは、睡眠。

あまり良い睡眠がとれているとは

言えない気がする。

足がギプスシーネで圧迫されているし、

時々ギプスシーネと足裏の境目が

痛くなったりして、

度々目が覚める。

骨折してから「スッキリ寝れた!」と

思えたのは数えるほどかも知れない。


骨折生活は、

いろんな場面でなかなかハードだ。

そう考えると、

通勤時間をまるまる

自宅で過ごすことができ、

体力温存することができる

リモート勤務にしていただけたことは

本当にありがたいと思う。